火ばさみや火吹き棒、着火道具など、焚火を楽しむために必要な道具って意外と焚火台の周りに乱雑に置かれていることありませんか?乱雑に置かれていると見た目がすっきりしないだけでなく、特に夜になると置き場所がわからなかったり、汚れたり足で踏まれたりすることも多いと思います。
キャンプギアを大切に扱うという意味でもきちんと整理整頓できるといいですよね。
そこで活躍するのが「ハンガーラック」というキャンプ用品です。まるで商品のようにギアを見せることができるため、これを使えば焚火台の周りのごちゃつきが簡単に解消され、夜になっても探す手間がなくなり、もちろんギアが踏みつけられる心配もありません。
今回はAmazonで特に評価が高くさらにコスパも高い商品を使用して感じた「アルミハンガーラック」の魅力についてご紹介いたします。焚火台周りのギアがすっきり整理されると焚火時間をよりいっそう豊かに感じることができます。
「アルミハンガーラック」はこんな人におすすめ
アルミハンガーラックは次に書かれた項目のうちどれか一つでも当てはまる人にとって、期待に応えてくれる良い商品だと思います。
- 小物類をすっきりさせたい人
- 椅子に座りながらギアを手に取りたい人
- おしゃれで機能的なギアが大好きな人
- 焚火時間を愛してやまない人
「アルミハンガーラック」の6つの特徴
私が実際に使用して感じたアルミハンガーラックの6つの特徴についてご紹介いたします。
多機能マルチハンガー
ごちゃごちゃしたキャンプギアをぶらさげる、アウターなどの衣類をぶら下げるなど、様々な用途で使えるマルチハンガーです。
アルミハンガーラックは大きく分けて2種類のサイズがあります。それぞれの用途に合ったサイズを選ぶことができます。
- Lサイズ(高さ100cm程度)・・・アウターなどの衣類やシュラフの物干しに適したサイズ
- Mサイズ(高さ70cm程度)・・・小物ギアをぶら下げるのに適したサイズ
テントの外でもテントの中でもどちらでも活躍する商品のため、とても重宝するキャンプギアの一つだと思います。焚火台の周りで使う場合は椅子に座った状態で手が届きやすいMサイズが適しています
軽量
高強度なアルミニウム合金でできているためとても軽いです。Mサイズなら約600g、片手で持てるほど軽いです。
尾上製作所に代表される鉄製のものや、配筋用の鉄材を使って自作するものと比べると1/3程度の重量になります。
高強度
単にアルミニウムといっても、アルミニウムの中で最も強度の強い超々ジュラルミンという素材でできています。このため耐荷重は10㎏以上のものがほとんどです。強度を確保しながら軽量化を実現させるために最適な材質が選択されているようです。
コンパクト
ポールが分割されているため、とてもコンパクトに収納することができます。最後に紹介する「CARBABYハンギングラック」のMサイズであれば、缶ビール3本分の大きさまで小さくなります。ソロキャンプにも十分対応可能なサイズになります。
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組み立てやすい
テントのポールと同じように分割されたポールが1本のショックコードでつながっているため、ほどいていくと自然に完成状態になります。ヘリノックスのチェアワンに似た構成となっています。
取説などはいりませんしもちろん女性一人でも簡単に組み立てることができます。ものにもよりますが、慣れれば30秒程度で組み立てることも可能です。設置する時間を減らすことでキャンプを満喫する時間に使いましょう。
当然ですが撤収時の作業も組み立てと同じように楽チンです。
コスパ最強
これだけ魅力的な特徴が詰まったアルミハンガーラックが、2,000~4,000円程度で購入することができます。私が購入したギアの中でも非常に満足度の高いギアの一つと言えます。
「アルミハンガーラック」の使い方
オーソドックスな使い方-その1
火ばさみ、スキレットなどの調理器具、ちょっとしたランタンをぶら下げてみました。なんだか雑誌に掲載されている写真みたいで、これだけでもとてもおしゃれな雰囲気が出ていますよね。実用性を考えると、テーブルに直置きすると衛生上気になる菜箸やおたまなどをぶら下げてもいいと思います。
ハンガーラックを椅子の近くに設置することで、椅子に座った状態でギアに手が届くようになるのでとても楽チンです。焚火時間をゆったり楽しむことができます。
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オーソドックスな使い方-その2
出典:FIELDOOR
Lサイズであれば衣類をぶら下げることは可能です。特にテントの中の物掛けとしても大活躍します。収納状態がとてもコンパクトになるので、焚火用にMサイズ、衣類用にLサイズのように2セット使用する使い方もおすすめです。
Mサイズの場合は夏場に使用する浮き輪や海水パンツ、タオルなどの物干し用として使用することができます。
ウォータージャグをぶら下げてみた
ランタンハンガーを使ってウォータージャグをぶら下げてみました。この使い方だとジャグスタンドがいらなくなりますね。ウォータージャグに水を入れると重くなるので、重量バランスを考えないとハンガーラックが倒れる危険があります。
重いものを両端に、比較的軽いものを中央にぶら下げるとバランスが取れ安定します。今回は端にニトスキ2個ぶら下げてバランスを取ってみました。
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マスク掛け
キャンプ場の炊事場やトイレなどの共用施設を利用する際はマスクの着用が必要です。マスクの取り外しを頻繁に行うときはこのようにハンガーラックの出っ張り部分に掛けておくと便利です。
「アルミハンガーラック」その他の感想
完成状態のまま移動が可能
アルミ製のハンガーラックは地面に打ち付けずに据え置くタイプのため、完成された状態のままでも手軽に移動させることができます。ハンガーラック自体の重さも600g程度のため、ギアをぶら下げた状態でも簡単に持ち運ぶことができます。
昼間はタオルやTシャツなどを干すために日のあたる場所に設置し、薄暗くなってきたら焚火台の近くに移動するなどといった使い方も可能です。
鉄製のもので地面に打ち付けるタイプだと一度場所を決めたらなかなか動かすことはありませんが、アルミハンガーラックは使用用途によって簡単に移動できるメリットがあります。
地面が傾いていると片側に滑り落ちる
繰り返しになりますが、ハンガーラックは地面に据え置くタイプのため、地面が斜めになっていると当然ハンガーラックも斜めに傾きます。こうなると、ハンガーフックに掛けたギアはすべて片側に滑り落ちてしまいます。平らな場所に設置することが望ましいですが、傾斜がある場合は地面の高さをそろえてから設置する必要があります。
「アルミハンガーラック」の商品紹介
今回記事を書くにあたり使用した商品は「CARBABYハンギングラック」になります。
CARBABYハンギングラックを選んだポイント
出典:Amazon
- Amazonの評価が高い
- タイムセールで2,000円以下(Mサイズ)
- ハンガーフックが6個付いている
- メーカーロゴがなくシンプルなもの
スペック紹介
材質 | アルミニウム合金 |
サイズ | 約78×72×65cm(使用状態) 約45×12cm(収納状態) |
重量 | 620g(付属品込み) |
耐荷重 | 10㎏ |
付属品 | ハンガーフック6個、収納袋、ベルクロテープ |
CARBABYハンギングラックの気になる点
これまで紹介してきた優れた特徴は繰り返しになるのであえて省略いたします。実際に使用した結果、気になる点がありましたのでそちらのみ紹介することにいたします。
ハンガーフックを収納する小袋がない
ハンガーフックを収納する小袋がないため、収納袋に6個のフックをガサ入れすることになります。使っているうちに何個かなくなってしまいそうです。
後からわかったことですが、収納袋が結構キツキツに作られているため、ポールを収納した後の余った隙間を埋めるようにハンガーフックを入れないと収納袋に収まらないためあえて小袋を用意していないものと思われます。
ベルクロテープを紛失しやすい
束ねたポールが勝手に広がるのを抑えるためにベルクロテープが付いていますが、ベルクロテープがポールに固定されていないため紛失しやすいと感じました。ベルクロテープを取り外した後、収納袋のひもに付けておくと紛失対策になると思います。
「アルミハンガーラック」のまとめ
今回は「アルミハンガーラック」について詳しくご紹介いたしました。
これだけたくさんの魅力が詰まったアルミハンガーが比較的お得な値段で購入することができます。なんかサイトがごちゃごちゃして悩んでいる人、焚火時間をよりいっそう豊かに感じたいと思う人にとって期待に応えてくれるコスパの高いキャンプギアです。最後にご紹介した商品に限らずぜひみなさんのお気に入りのアルミハンガーラックを手に入れてキャンプをめいいっぱい満喫しましょう♪
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