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生ジョッキ缶でアルコールストーブを簡単自作!売り物みたいな綺麗な仕上がり!

携帯性の良さと静寂な炎を楽しめるため、あえてバーナーではなくアルコールストーブ(アルスト)を使う人も多いと思います。

エスビット製やトランギア製のアルストが有名ですが、高いお金を払わなくてもアルミ缶を使って簡単に自作できる方法が多く知られています。

そんな自作アルストですが、2021年4月、あることをきっかけに激震が走りました!

そのきっかけとなったのが「アサヒ生ジョッキ缶の発売」です!

こちらが登場したおかげでもっと綺麗にそしてもっと簡単に作れるようになりました。

生ジョッキ缶を使った自作アルストのつくり方について丁寧にご紹介いたします。

生ジョッキ缶が自作アルストに適した理由

1.面倒な作業がいらなくなりました

これまで自作アルストを自作するとき、カッターや彫刻刀を使ってアルミ缶に穴をあけるというとても大変な作業が必要でした。アルミ缶がベコベコ凹むため力加減が難しく、やっとの思いで開けた穴の切り口はギザギザしていてとても危険でした。

先日発売された生ジョッキ缶は生ジョッキ感覚をコンセプトにしているため、口がガバッと大きく開いているのが特徴です。初めから大きな穴があているため面倒な穴あけ作業は要りません。もちろん切り口はとても綺麗で美しい仕上がりになります。

2.空き缶1つで完成

これまでの普通のアルミ缶で作る場合、アルストの強度を確保するためアルミ缶の底の部分を2個使う必要がありました。

生ジョッキ缶は蓋の開け口がダブルセーフティー構造といって、二重構造になっているため高い強度が得られています。このためアルミ缶1個で作ることができます。

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生ジョッキ缶を使った自作アルストのつくり方

準備するもの

  • アサヒ生ジョッキ缶
  • カッター
  • ホッチキス
  • 紙やすり
  • はさみ
  • ラジオペンチ
  • メジャー
  • 4cm程度の板
  • コンパス

アルミ缶を3つにカットします

頭になるパーツ

口元から4cmのところでアルミ缶をカットします。まっすぐカットできるようにケガキ線を付けます。

このように約4cmの板の上にコンパスを保持して、缶をぐるっと回転させればまっすぐきれいなケガキ線を付けることができます。

ケガキ線めがけてカッターで切込みを入れます。

切込みを入れた後は、ケガキ線に沿ってカッターで切っていきます。

カッターの刃は少しづつ入れていきましょう。くれぐれも手を切らないよう細心の注意を払って作業を行ってください。
できるだけアルミ缶を変形させないようにしましょう。後ほど説明する印刷を削る工程が楽になります。

中筒になるパーツ

残った部分についても幅4cmになるようにカットします。カットのやり方は「頭になるパーツ」で紹介した方法と同じです。

底になるパーツ

最後に残った部分をそのまま底になるパーツにします。

人によっては3cmになるようにカットしている方もいますが、今回は手間を考えてそのままカットせずに使用します。

中筒のパーツを完成させます

 

ハサミでカットします。

カットしたパーツが底になるパーツの溝にちょうどはまる大きさになるようにくるっと巻いて筒状にします。そのあとホッチキスで2箇所固定します。

燃料が行き来しやすいように切込みを入れます。切込みを入れた方が底側になります。

頭のパーツを完成させます

炎が大きく広がるように口元の脇に穴を開けます。

今回は先ほど使用したコンパスを使って穴を開けましたが、画鋲を使ってもいいです。

穴を開ける場所は斜面の中央部分、穴の数は8か所できるだけ均等になるようにしてみました。

穴の数が多いと火力は増しますがその分燃料の消費は増します。料理するものによって適宜調整してください。
後ほど詳しく説明しますが、「印刷を削りたい」と考えている人は、ここで穴を開けない方がきれいに仕上がります。

底のパーツを完成させます

アルミ缶は上から下まで同じ直径でできているため、そのままだと頭のパーツと底のパーツを合体させることができません。

合体するためには底のパーツの口元をすぼめる必要があります。

こんな感じでラジオペンチでつまんだあと、少しひねることでこのように折り目が付きます。この作業をぐるっと一周行うと誘い込み形状が仕上がります。

外から見えない部分なのでざっくりで結構です。

3つのパーツを合体させます

底のパーツに中筒をセットした後、頭のパーツをかぶせます。

中筒は先ほど切込みを入れた側が底になるようにセットします。

かぶせた後、止まるところまでゆっくり手で押し込みます。

力いっぱい押し込むと変形してしまうため、様子を見ながらほどほどの力で押し込むのがいいと思います。

ちょっとしたアレンジ

このままでももちろんアルストとしての機能は果たしますが、少し見た目にこだわったアレンジをしてみることにしました。

ヤスリを使って印刷を削り落とします

今回は#240のヤスリを使って空き缶の印刷を削り落としました。

頭のパーツと底のパーツのつなぎ目も一緒にやすってあげると段差を感じないほどなめらかな仕上がりになります。

アルミの粉で手が汚れるので手袋を使って作業することをおすすめします。

頭のパーツに開けた穴の周辺がくぼんでしまっているため印刷をうまく取りきることが難しいです。
先に印刷をはがしてから穴を開けることをおすすめします。

ピカールを使って表面を磨きます

もちろんこのままでも手作り感があって愛着がわきますが、表面をピカピカにするためにピカールを使って磨いてみました。少し手を加えて人と違うものを好む方は是非試してみてください。

今回、#240の次に磨き作業を行ったため、そこまでピカピカに仕上げることはできませんでした。
「#240 → #400 →#800 →磨き」のように番手を徐々に上げてならしていけばピカピカになると思います。

燃焼テスト

燃料用アルコールを準備します

燃料は「燃料用アルコール」を使います。

ドラッグストアやホームセンター、Amazonで購入できます。

燃料用アルコールを投入

今回は燃焼テストのため少しだけアルコールを投入します。

着火

チャッカマン等で燃料に着火させます。

初めは中央部分から炎が立ち上がり、やがて1~2分すると穴から炎が立ち上がるようになります。

アルコールの温度が上昇して気化するまでに1~2分かかるようです。

穴を8個開けていましたが、どうも穴からの火力が弱く感じたので急遽倍の数の16個に増やしてみました。
火力は明らかに強くなりました。このように穴の数によって火力が変化するので、料理するものによっていくつか作り分けてみるのも楽しいと思います。

生ジョッキ缶を使った自作アルストのまとめ

いかがでしたでしょうか。

生ジョッキ缶の登場がアルストに変化をもたらしました。アルストの自作に抵抗を感じていた人でも生ジョッキ缶を使うことで簡単に作ることができます。

生ジョッキ缶は初めから大きな穴があているため面倒な穴あけ作業は要りません。もちろん切り口はとても綺麗で美しい仕上がりになります。

お子様と一緒に作ることで夏休みの自由研究のネタにしてもいいのではないでしょうか。

現在生ジョッキ缶は入手困難な状態が続いていますが、ぜひ生ジョッキ缶のおいしさを堪能した後、空き缶を捨てずにアルストを自作してみましょう♪