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バトニングに薪割り台は必要?「薪割り職人」がその疑問を解消します!

一通りキャンプに慣れてきた人が次にチャレンジしたいことと言えば、バトニング(ナイフを使った薪割り)やフェザースティック、ブッシュクラフトではないでしょうか。

中でもバトニングはナイフさえあれば比較的簡単に始められるため、最近多くのキャンパーが薪割りを楽しむようになりました。

そんな中、そもそも薪割り台は必要なのかと疑問を感じる人も多いのではないでしょうか。

私も今まで薪割り台を使わずにバトニングを行ってきましたが、今回薪割り職人を使ってみてやはり薪割り台はあった方がいいという結論に至りました。

薪割り台が必要な理由から薪割り職人をおすすめする理由まで詳しくご紹介しますので参考にしてみてください。

薪割り台がバトニングに必要な理由とは?

そもそも薪割り台は必要なのかという疑問に対して、薪割り台を使用する目的をご説明いたします。

安定した姿勢でバトニングが可能

私も最初のうちは薪を2本並べた上に薪を立ててバトニングを行っていました。もちろんこの方法でもしっかりバトニングはできます。

しかしこの場合、土台に使用する薪の形や太さによって上に立てる薪の姿勢が不安定になりきれいにまっすぐ薪が割れない状況が発生しました。

これに対して薪割り台を使用した場合、平らな面に薪を立てられるため常に安定した姿勢でバトニングができます。

当然ですが、土台に薪を使用しないため土台用として薪を取り置く必要もありません。

ナイフの刃こぼれが起こりづらい

砂利のサイトであればわかりやすいですが、一見土で覆われているように見える地面でも石が埋まっていることがあります。

直接地面の上に薪を立ててバトニングする場合、ナイフを落とし込んだときに刃先が砂利や石に衝突して刃こぼれを起こすことがあります。

一度刃こぼれが起きてしまうと簡単には修復することができないため、大切なナイフを保護するためにも薪割り台はあった方がいいと思います。

バトニングやフェザースティック作りに集中できる

先ほどの説明と重複しますが、薪割り台を使うと安定した姿勢でバトニングができます。土台をセットしなおしたり、薪を立て直したりする必要はありません。

一本の薪を割ることに集中することができます。

バトニング以外にもフェザースティックを作るときにも薪割り台は活躍します。

バトニングやフェザースティック作りは作業に集中できるとても楽しい時間です。最大限有意義な時間にするためにも薪割り台を使用することをおすすめします。

バトニングの経験値の証になる

バトニングをするたびに打痕が薪割り台に刻まれていきます。薪割り台を見ればこれまで積んできたバトニングの経験値や歴史が伝わります。

キャンプは経験値が増えると楽しみが増していくレクリエーションであるため、薪割り台を長く使い続けていくことも楽しみの一つになると思います。

多目的に使用可能

バトニングやフェザースティック作りといった本来の使用方法以外にも、例えば熱い食器を置いて鍋敷きとしても使用できます。本来の目的以外にも使えるのも補足したいメリットです。

薪割り職人の紹介

ここまでは薪割り台を使用する目的についてご紹介いたしました。ここからは実際に私が薪割り台として選んだ「薪割り職人」をご紹介いたします。

サイズ‎220 ×220 ×25 mm
重さ940 g
材質高強度合板
生産国made in JAPAN

薪割り職人を選んだ理由

色々な薪割り台がある中で私が「薪割り職人」を選んだ理由についてご紹介いたします。

信頼できる日本製

日本の職人が丁寧に手作りしているようです。表面の滑らかさやエッジの仕上がりなど、職人魂が込められた商品となっていることが伺えます。

薪割り台は使い捨ての道具ではありません。これから経験値を刻んでいくためにも安心して長く使える「日本製」というのは重要な決め手の一つです。

コンパクトで気軽に持ち運べる軽さ

薪割り台と言えば輪切りにした分厚い丸太をイメージすると思います。自宅で薪割りを済ませていく人や斧を使用した薪割りをする人にはずっしり安定した丸太が適していると思います。

しかしナイフを使って比較的手軽に薪を割るバトニングをする分にはそこまで重たい丸太を持ち運ぶ必要は正直ありません。

こちらの商品は重さ1kgを切る商品のため、当然ですが丸太と比べて簡単に持ち運ぶことができます。持ち手が付いているため持ち運びにも便利です。

お手頃価格

私はちょうどamazonセールの時にこちらの商品を1,984円で購入しました。他の薪割り台を含めても低価格帯の分類に入るコスパのいい商品だと思います。セールの時を狙って購入するのがいいと思います。

amazon評価が高い

★4.1(2022.8.21時点)の高評価となっています。サイズや重量に関するプラスコメントが多いようです。絶対数としては少ないですがささくれに関するマイナスコメントがいくつかありました。もしかしたら個体差があるのかもしれませんが、私の手元に届いたものはささくれはなく満足できる品質でした。

もしささくれが気になるようでしたらヤスリ掛けをするといいと思います。

自作もできそうだけど・・・

見た目は単なる板のように見え、しかも年がら年中使うものではないため自作できないか考えました。

薪割り台についていろいろ調べていくうちに、割れにくい素材選びが重要であることがわかりました。

割れにくい素材としてホームセンターで売っている「合板」が候補として挙がりましたが、そもそも最寄りのホームセンターには売っていなかったことと、あったとしてもカットする手間を考えると自作するメリットは低いと判断しました。

実際に使ってみた

実際にバトニングしてみました。

薪割り台を地面に置いたらすぐにバトニングすることができます。

サイズについては、キャンプ場で販売されているすでにカットされた薪をバトニングするにはちょうどいいサイズです。

薪割り台を使用したバトニングを行う場合、刃こぼれを気にすることはありません。ゆっくりナイフを落とし込む必要がなく一気にナイフを落とし込むことができるため次から次へと薪を割ることができます。

ワンパンチで薪が二つに割れたときの音と感触はたまらなく気持ちいいです。

フェザースティックもやりましたが、先端が滑ることなく綺麗なフェザースティックを気持ちよく作ることができました。

懸念される事

バトニング中に薪割り台がズレたりしない?

今回のサイトは地面に砂利が敷かれていたため、垂直に打ち込む分には問題ないですが、少し斜めに力が入った時は薪割り台が滑ってしまうことが何度かありました。

今回は試せませんでしたが、恐らく土の上では滑ることはないと思います。この辺りは後日確認していく予定です。

耐久性は?

こちらは1泊2日のキャンプで使用した後の状態になります。

高強度合板を使用しているため比較的軽微な打痕が付いた程度でした。

積層された板がしっかり貼り付けられているため今のところ割れる気配はありませんが、耐久性については今後検証していく予定です。

まとめ

今回は薪割り台が必要な理由からおすすめする薪割り台についてご紹介いたしました。薪割り台は必ずしも必要なものではありませんが、薪割り作業をめいいっぱい楽しむためにはあると重宝する道具だと思います。

以下の記事では焚火に必要な小道具をひとまとめにするギアケースをご紹介しています。ご興味があればこちらも併せてご覧ください。

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