焚き火シーンで使うナイフや火吹き棒、食事で使う箸やスプーンなど、キャンプで使うこまごました小物類をみなさんどうやって収納していますか?
コンテナボックスに小分けして収納している人も多いと思いますが、いざ使いたいときにコンテナボックスの中のどこにしまったかわからず探し出すのに時間がかかったことはありませんか。
そんな方にはキャンプギアの小物類をすっきり整理できてしかも必要なものをすぐに取り出すことができるギアケース(オーガナイザー)がおすすめです。
中でもキャンプ系YouTuberのFUKUさんが開発に携わったギアケースはキャンパーのために専用設計されているため、他のものと比べて使い勝手のよさが際立つギアケースになります。
さっそくご紹介いたします。
FUKU×WILDTECHとは
FUKU
引用:WILDTECH
チャンネル登録者数30万オーバーのキャンプ系人気YouTuber。
最新のキャンプギアを親しみのある語り口で丁寧に説明しているチャンネルのため、初心者から熟練者まで多くのキャンパーから支持を得ています。
WILDTECH
引用:WILDTECH
WILD(アウトドア)+TECHNOLOGY(機能性)を掛け合わせたネーミングだそうです。
高品質・高機能をモットーにどなたにでも手にとりやすいアウトドアブランドを実現。
ホーマックなどのホームセンターを中心に取り扱っています。
5月に発売されたばかりのウエストポーチ型の扇風機「WAIST COOLING BAG」は暑い夏キャンプを快適に過ごすための注目ギアです。
ギアケースのスペック紹介
カラー | オリーブ、タン、ブラック、ネイビー |
本体サイズ | W14 × D6 × H26 cm |
重量 | 239 g |
素材 | ポリエステル |
原産国 | フィリピン/中国 |
商品の特徴
それでは早速商品の特徴についてご説明したいと思います。
抜群の収納力
前後に2つのファスナーがあり、2室に分かれているのが特徴です。たっぷり収納できるのはもちろんのこと、例えばカトラリーと焚き火ギアなど、一緒に収納すると衛生面が気になるときにカテゴリーに分けて収納することができます。
色々なサイズのギアに対応できるように、長物、小物、薄物、横幅のあるもの、など異なるサイズの収納スペースがたっぷり用意されています。
小物をしっかり固定するためのゴムバンドが最適なレイアウトで配置されており、ゴムバンドだけで最大24のギアが収納できます。
これ一つあれば小物から中物のキャンプギアまで一式収納できてしまう万能ケースです。
少し長めに設定されたギアケース
当然ですが、ギアケースより大きなものは収納できません。比較的長物ギアと言えば、バトニング用ナイフやブッシュクラフトに使うのこぎりです。
こちらのケースは全長26cmに作られており、ナイフやのこぎりもまとめて収納できるように他社製のギアケースよりも少し長めのサイズに仕上がっています。
焚き火ギアをまとめて収納したいと思っているキャンパーには必見のギアケースです。
ハードな使用に耐えられる厳選素材を使用
収納ケースを使い始めるとあれもこれも欲張ってキャンプギアを入れてしまいます。
生地は強度×撥水性×軽量の三拍子がそろったCORDURAを使用しているため、多少ハードに扱っても十分耐えられる仕様になっています。
ファスナーは世界最大のファスナーメーカーとして抜群の信頼性を得ているYKK(株)製のものを使用しています。
キャンプに相性抜群のカラーリング
引用:amazon
最近流行りのタンカラーやオリーブ、流行に左右されないネイビーやブラックの4色が設定されています。
使っていくうちに着く汚れを味として考えるか、それとも汚れが目立たない色を選択するか、頭を抱えるほど色選びには悩んでしまいます。
カタログには載っていない特徴
実際に手に取ってみると商品HPでは強調されていない特徴がいくつかあることがわかりました。そんなところもご紹介しておきます。
ファスナーのタブ
ファスナーの紐の先にタブが付いてます。タブの表面には格子状のシボ加工が施されており、ファスナーを開け閉めするときに指が滑らない工夫が盛り込まれています。さらにこちらのタブはギアの生地色とお揃いになっており、細かいところまで気の利いた商品になっていることが伺えます。
ブランドロゴが本革製
ブランドロゴに鼻を近づけると本革の臭いがしますw ギアの顔ともいえるブランドロゴに本革が使用されていることで一気に高級感が出てきます。しかもヌメ革のため、使い込むほど味が出てくるので、長く使う楽しみがあります。
持ち手が付いている
セカンドバッグのように抱えて持つと意外と持ちにくいです。こちらは上面に持ち手がついているため、ここを持つと軽々持ち運びが可能です。
ザックなどに取り付け可能なベルトループ付き
モールシステムに対応可能なベルトループが付いています。
ボタンで固定するタイプになっていますが、ボタンの外周にマジックテープも付けられています。ギアケースがある程度重くなった場合でも不意にボタンが外れギアケースが落下しないように対策が施されているものと思います。ここにもキャンパーの使い方を想定された工夫がしっかり盛り込まれています。
実際に収納してみた
キャンプギアは無数に存在するため、収納方法に模範解答はありません。
ご自身の好きなギアを好きなように収納してあーでもないこーでもないと試行錯誤しながら最も使いやすいと思う自分だけの収納パターンを見つけていく楽しさがあります。
とは言え、どんなものがどの程度収納できるか知りたい方もいると思うので、一例をご紹介いたします。
使いながらもっといい収納方法を見つけていきます。
これだと思うものがあった時に随時アップデートしていく予定です。
焚き火シーンと食事シーンで使うものを収納
先ほどもご説明しましたが、こちらは2室に分かれた構成になっているため、収納するギアは「焚き火シーンで使う道具」と「食事シーンで使う道具」に絞ってみました。
こちらの記事も併せてご覧ください。
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収納状態のご紹介
さっそく実際に収納したものを紹介いたします。
焚き火道具、ライト(表室)
- バトニング用ナイフ
- ブッシュクラフト用のこぎり
- ファイヤースターター
- ファイヤーライターズ
- ライター
- 火吹き棒
- 炭ばさみ
- ヘッドライト
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調理道具(裏室)
- 調理用ナイフ
- トング
- 箸
- 鍋掴み
- LEDライト(※ゴムベルトに調味料を収納予定)
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その他
外側のメッシュの収納部分、裏室のメッシュの収納部分、裏室の収納部分には薄いものを収納します。
現時点でまだ何を入れたらいいか案がうかばないので、これから使いながら決めていきたいと思います。
少し残念なところ
どんなに優れた商品でも少なからず残念に思うところは必ずあります。そこで私が思う少し残念なところを紹介させていただきます。
ゴムバンドが大きい
ギアのサイズにフィットするようにゴムバンドが付いていますが、色々収納してみると手持ちのギアではサイズが合わないものがいくつかあることがわかりました。
ゴムバンドが調整式ではないので、細めのギアを入れるとゆるくて固定することができません。もう少し細めのギアに対応できるような工夫があればさらによかったかなと思います。
入手困難
初回販売分は10分で売り切れたようですが、最近も入手困難な状況が続いています。FUKUさんのツイッターをフォローしている人は再販予告を知ることができますが、SNSが苦手な人は買うタイミングを逃す可能性があります。
おそらくもうしばらくすれば安定供給されると思いますが、それまではいろいろな情報にアンテナを張っておく必要があります。
私はamazonで購入することができたので、運が良ければこちらで購入できるかもしれません。
まとめ
キャンプ系YouTuberのFUKUさんが開発に携わったギアケースをご紹介しました。カタログには載っていない細かい気遣いがふんだんに盛り込まれたキャンパーのためのキャンプギア専用ケースになっています。お気に入りのギアをいろいろ試しながら収納していき、オリジナルの収納方法を発見してみるのも楽しいですよ。