シェラカップを購入した後にカスタムとしておすすめするのが、持ち手にパラコードを編み込むパラコードカスタムです。単におしゃれ感がアップするだけでなく使い勝手のよさも向上するカスタムになります。お子さんでも10分あればできる簡単な作業なので、休日の空き時間に親子で工作教室を開いて楽しんでみてはいかがでしょうか。
さっそくご紹介いたします。
パラコードカスタムで得られる4つの幸せ
せっかく時間を掛けてカスタムするんだからどんないいことがあるのかをしっかり理解したうえでチャレンジしたいですよね。
そこでまずはパラコードカスタムをするとこんないいことあるんだということを4つご紹介いたします。
圧倒的なおしゃれで得られる満足感
シェラカップは金属でできたギアのため、ちょっと無機質なものに感じるキャンプギアになります。もちろんこれはこれで私も大好きですが、ちょっとしたカスタムをすることで、男らしいハードなイメージからおしゃれで柔らかいイメージに変身させることができます。キャンプシーンではとにかく出番の多いシェラカップのため、おしゃれに変身したギアを使うたびに高い満足感が得られます。
肌触りがよく食が進む
こちらの記事でもご紹介しましたが、シェラカップメーカーは持ち手の形状に工夫を凝らしているのでとても持ちやすい形状に作られています。持ち手が金属でできているため肌触りという意味ではかための印象を受けますが、こちらをパラコードで覆ってあげることで感触を和らげることができます。持ち心地のいい食器で食事をすると、食が進むこと間違いありません。
お子さんとの絆が高まる
パラコードカスタムはとても簡単な作業のため、大人でも子供でも10分あれば完成します。簡単な作業といってもお子さんは夢中になって作業を頑張る姿が見られます。キャンプは家族が触れ合う絶好の場なので、親子工作教室を開催すれば家族の絆がさらに深まります。
愛着が湧いてもっとキャンプに行きたくなる
どんなに安い道具でも自分でカスタムするとオリジナリティーが増すことで誰にも手放したくなるほど愛着が湧くものです。頑張ってカスタムしたギアは次回のキャンプで使う楽しみに変わるため、とにかくキャンプが待ち遠しくなります。
パラコードカスタムのやり方(フィッシュテール)
お子さんでも10分あれば完成!
早速パラコードカスタムのやり方をご紹介します。
今回ご紹介する「フィッシュテール」という編み方は、編んだ後の模様が魚の尾びれに見えることからその名がついたそうです。
パラコード編みの中で最も簡単な方法なのでまずはこちらの編み方をマスターしましょう。
準備するもの
- シェラカップ、パラコード
- はさみ、ライター
すべてキャンプで揃う道具のため、キャンプに行ったときにお子様と一緒に作業すると楽しいですよ♪
amazonで「パラコード」と検索するといろんな色の商品が出てきます。今回使用するパラコードは、ワークマンの太さ4mmの激安パラコードです。今回ご紹介するカスタムは特に強度を気にする必要がないためお好きな色で選ぶといいと思います。最近お気に入りの「オリーブ色」をチョイスしてみました。
いろんな色を使ってカスタムするのも素敵ですね。
作り方
ここでは「キャンドゥのステンレスシェラカップ」を使ってご紹介いたします。
取り皿やコップとしてはもちろん、計量カップや調理道具にも使えるキャンプギアといえばシェラカップ。万能さで言ったらキャンプギアの中でも群を抜いてると言っても過言ではありません。シェラカップは様々なアウトドアメーカーから発売されています[…]
❶ パラコードをカット
パラコードを必要な長さにカットします。シェラカップの持ち手の形状によって必要な長さが変わるため、最初に作るときは多少無駄になっても少し長めにカットすることをおすすめします。
キャンドゥのステンレスシェラカップの場合は120cmでカットすると無駄が少なくて済みます。
❷ パラコードを半分に折って真ん中を持ち手に合わせます
❸ 右のパラコードを持ち手の間をくぐらせて左側に出します
1. コードとコードの間にできるだけ隙間が出ないように押し寄せながら作業を行う
2. 一回一回しっかり引っ張りながら作業を行う
パラコードは複数の紐が束ねられた構造になっているため、切りっぱなしの状態だと中の紐がほつれてしまいます。
切り口をライターの火であぶることでほつれを防止します。