月間4万人が集まるWebメディア【LanTenTarp】

メスティンで串揚げ!お手軽・楽しい・うまいの三拍子!手を汚さず作れます!

キャンプ用クッカーとしてすっかりおなじみのメスティン。これ一つで、調理、炊飯、燻製までできてしまう言わずもがなの万能調理器具です。

今回はメスティンを使った串揚げ料理をご紹介いたします。

キャンプ場で串揚げ??小麦粉や卵をつけるときに手が汚れるから面倒で諦めてる人いませんか?

こちらの記事では「手を汚さずとにかく簡単に作る」ことに的を絞って紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。

みなさんが思う疑問を解消します

キャンプ場で串揚げをすると聞いた時にみなさんが感じる疑問についてお答えします。

メスティンで揚げ物なんてできるの?

天ぷら鍋と言えば、銅や鉄、ステンレス製のイメージが強いですよね。一度に多くの食材を投入しても油の温度が下がりづらいため、自宅で大勢集まって揚げ物パーティーをする場合はこちらの材質が優れていることは間違いありません。ただし一方で「重い」のがネックになります。

メスティンのサイズだとそもそも一度に数本しか揚げることができないため、あまり材質に神経質になる必要はありません。キャンプシーンであればむしろ携帯性のいいアルミ製メスティンが使いやすいと言えます。

メスティンでも問題なく揚げ物はできます。

油の温度は上がるの?

アルミ製メスティンは熱伝導が優れているため鉄やステンレス製の鍋と比べて油の温度は上がりやすいと言えます。当然ですが、外気温や風の影響、標高によっては油の温度が上がりづらいことがあるので注意が必要です。

外気温8℃の中で調理しましたが、カラッとおいしく揚げることができました。

油の処理はどうするの?

油が固まる粉を使うと後片付けが楽チンです。一度しか使ってない油を廃棄してしまうのはとてももったいないですが、なかなか持って帰るのも難しいのでここはグッと我慢して貴重な体験を楽しむことを優先しましょう。

キャンプで串揚げ料理をおすすめする理由

キャンプで串揚げ料理ができることはお分かりいただけたと思います。次にキャンプで串揚げ料理をおすすめする理由についてご紹介いたします。

作る過程が楽しい

串揚げはとても簡単な作業でできます。下準備であればお子さんと一緒に楽しみながら作業することができます。

目の前でころもの色が変わっていく変化をじっと見つめる時間もなかなか楽しいものです。

外で揚げたてを食べられる幸せ

当然ですが串揚げは揚げたてが一番おいしいです。その場で揚げてその場で食べる串揚げはキャンプシーンに好都合なメニューと言えます。

かぼちゃのような固い食材でも中までしっかり熱が加わるので、ホクホクで甘さが一層引き立ちます。食通の大人から子供まで勢いよく食べてくれます。

大人はお酒を飲みながら「串焼き屋」気分をたっぷり楽しむことができます。

準備するもの

◆ メスティン
今回は油の量を考えて2合用メスティンを使用しました。こちらであれば一度に3~4本同時に揚げることができます。
関連記事

メスティンとは日本語で「飯盒」のことを指します。最強のキャンプ道具とも言われるメスティンは、代表格ともいえるトランギアをはじめ、多くのメーカーから様々なメスティンが発売されています。実際にAmazonで「メスティン」と検索するとサイ[…]

◆ バッター液
 ・ 小麦粉 (60 g)
 ・ 水 (100 ml)
 ・ マヨネーズ (おおさじ 1)
◆ ころも
 ・パン粉(適量)
マヨネーズがポイントです。カリッカリに揚がります。マヨネーズには卵が入っているため卵を準備する必要はありません。
◆ 油
 ・ 300~500 ml
◆ 食材(お好みで)
 ・ ウインナー
 ・ かぼちゃ
 ・ 玉ねぎ
 ・ ししとう
 ・ まいたけ
ちくわ、えび、うずらのたまご などもおいしそうですね。
◆ その他
 ・ 竹串
 ・ ジップロック(スーパーのポリ袋(タイミーパック)でも可)×2つ
・固めるテンプル系

作り方

1. 食材に竹串を通す

お好みの食材に竹串を通します。

2. ジップロックでバッター液を作る(Point!)

ジップロックに小麦粉、水、マヨネーズをどさっと入れてよくもみ混ぜればバッター液の完成です。

食材に小麦粉をまぶして卵にくぐらせるという面倒な作業は不要です。ジップロックを使うと手が汚れることはありません。

3. ジップロックにパン粉を入れる(Point!)

4. バッター液に食材を浸す(Point!)

バッター液が入ったジップロックに串を入れて食材に満遍なくバッター液をつけます。

5. 食材にパン粉をまぶす(Point!)

パン粉が入ったジップロックに串を入れてシャカシャカ振ると食材にしっかりパン粉がまぶされます。ここでもジップロックを使うことで手を汚さず作業ができます。

6. 揚げる

油加減を見ながら串を投入します。今回は2合用メスティンを使用しているため、一度に投入する串は4本程度が限界です。

油が飛び跳ねる危険があるため、耐熱用グローブをつけて作業を行いましょう。

バーナーはイワタニのマーベラスⅡを使用しました。火力は「中」でちょうどいい感じでした。

火力を最大にするとすぐにころもが焦げてしまうのでご注意ください。

7. 完成

塩やスパイスをかけていただいてももちろんおいしいですが、そのままいただいても十分おいしいです。

キャンプは食べたり飲んだりする機会が多いので、あえてスパイスをつけずに食材の味を楽しむことをおすすめします。

後片付け

温度が下がる前に油を固める粉を投入します。そのまま放置しておくと徐々に温度が下がって油が固まっていきます。

完全に固まった後は箸などを使ってメスティンから油を取り出し燃えるゴミに捨てます。メスティンに揚げカスのこびりつきはないので、水で洗い流したあと水気をふき取るだけで後片付けは終了です。

串揚げをするとメスティンに油が浸透するので自然にシーズニング効果が期待できます。くれぐれも洗剤を使ってゴシゴシ洗うことはやめましょう。

まとめ

今回はメスティンを使った串揚げ料理をご紹介しました。ジップロックを使うことで、手が汚れず「小麦粉→卵」の面倒な作業自体も不要になります。お手軽・楽しい・うまいの三拍子の串揚げをぜひ次回のキャンプでお試しください。

こちらの記事ではダッチオーブンを使った「激ウマほろっほろ豚の角煮」を紹介しています。キャンプ料理の幅を広げたい方は是非こちらもご覧ください。

関連記事

キャンプ料理の代名詞といえばダッチオーブンを使った煮込み料理。前回ご紹介した「激ウマとろっとろスペアリブ!」に続いて今回は「激ウマほろっほろ豚の角煮!」をご紹介いたします。濃すぎず薄すぎない上品な味付けの豚の角煮がキャンプ場で簡単にできてし[…]

LanTenTarp最新情報をチェックしよう!