「鉄板でステーキ肉を焼いてみたい!」「最近話題の分厚い鉄板に興味があるけど敷板が高そう・・・」と感じている方もいると思います。
少しキャンプに慣れてきた人ほどこのような思いが強くなってきていると思いますが、そんな方にピッタリの鉄板がキャンドゥで手に入ります。
今回は330円で手に入る、気軽にさっと使える鉄板を紹介いたします。
すでにみなさんが耳にしたことのある有名ブランドの鉄板と比較しながら詳しく紹介しますので、鉄板が欲しいけどどれにしたらいいか迷っている方はぜひご覧ください。
商品紹介
さっそくスペックを紹介いたします。
大きさ | 200×145 mm |
重さ | 348 g |
厚み | 1.5 mm |
価格 | 330 円 |
大きさ
ちょうど成人男性の手のひらサイズになります。
一時話題となったミニサイズの鉄板の約2枚分の大きさになります。
パッケージに描かれているように、目玉焼きが2つ同時に作れるサイズですのでお肉を焼くにもちょうどいいサイズです。
厚みと重さ
厚さ1.5mmの鉄板のため極厚鉄板とまではいきませんが、その分携帯性が優れた鉄板となります。
おすすめポイント
ここからはこちらの商品の一押しポイントについて詳しく紹介していきます。
フチあり鉄板
いつでも平らな場所で料理ができるとは限りません。炭や薪の上に置いて直火料理をするときには大切な具材や汁がこぼれ落ちないよう傾斜状のフチが設けられています。
傾斜が付いていることでリフターで鉄板を掴む作業もやりやすいため、鉄板を動かしたり持ち上げる作業が想定された形状になっています。
大きさと重さのバランスがちょうどいい
ソロやデュオであればメインの調理器具として、ファミリーであればおつまみ料理や朝食用に適したサイズになります。
できるだけお肉をおいしく焼くためには鉄板は厚い方がいいと言われています。
しかし外に持ち出す調理器具の場合は携帯性も考慮したうえで総合的に価値を見極める必要があると思います。
厚み1.5mm、重さ約400gとバランスがとれた鉄板のため、他社製品と差別化された鉄板に仕上がっている印象を受けます。
直火可能
せっかく鉄板を使うからには豪快に直火で料理したいですよね。こちらの商品は鉄製のため直火料理が可能です。
とにかく安い
有名ブランドの極厚鉄板と比べると1/10以下の値段で購入することができます。
鉄板を使ってみたいけどこの先使い続けるか不安な人にとってはお試し価格で使用できる鉄板です。
比較してみた
有名ブランドの鉄板と比較したら勝ち目はないことはわかっています。
でもどこが違うのかはっきり把握したうえで購入を判断したほうがいいと思うので、比較表を作ってみました。
キャンドゥ IRON PLATE | ヨコザワテッパンA5 | 男爆鉄板 | |
大きさ | 200×145mm | 200×150mm | 195×165mm |
重さ | 348g | 1,000 g | 1,270g |
厚み | 1.5mm | 4.5mm | 4.5mm |
価格 | 330円 | 4,665円(2022/8/16amazon) | 4,980円(2022/8/16amazon) |
どのメーカーもほぼ同じサイズです。このサイズは使いやすさが考慮された大きさであると言えます。
キャンドゥの鉄板は他と比べて厚みが大きく異なっていますがその分重さが1/3程度に抑えられています。
とにかく分厚い鉄板が欲しいと思っている方はヨコザワテッパンか男爆鉄板をおすすめいたします。
極厚鉄板と言えばコチラ↓
下準備その壱(バリ取り)
必要に応じて作業を行ってください
フチを触ってみたところ多少の引っかかり感があったので念のためバリ取り作業を行いました。適当な番手の紙やすりでエッジをさっと撫でます。
下準備その弐(シーズニング)
使用する前に、シーズニングと呼ばれる下準備が必要です。鉄板に油を染み込ませることで錆付きや焦げ付きを防ぎます。
汚れを落とす
焼きムラが発生しないように洗剤を使用してきれいに汚れを落としましょう。
油を薄く塗り広げる
水気をよくふき取ったのち、サラダ油を薄く塗り広げましょう。薄く塗り広げることで焼きムラが発生しづらくなります。
裏面は使用しないため、表側のみ処理を施しました。
鉄板を火であぶる
コンロを使用した場合、どうしても炎に偏りが生じてしまうため、まんべんなく鉄板が熱せられるように鉄板をずらしながらシーズニングを行いましょう。
熱すると炎があたった箇所が黒くなりますが、さらに熱していくと黒味が消えて再度グレー色に戻ります。
しっかり冷ます
熱々の鉄板をそのまま放置してしっかり冷ましましょう。
水で洗う
シーズニングを行った後は洗剤を使用せず水で洗い流します。シーズニングはこれで完成です。
今回はシーズニング効果を高めるために作業を2回繰り返しました。その結果、鉄板に油が程よく馴染んだおかげで鉄板が漆黒色に変化しました。
100均商品だろうが有名ブランドのものであろうが鉄製の調理器具であれば使うたびに顔つきの変化を楽しめます。
330円でこの変化を楽しむことができるのもこちらの鉄板の魅力と言えるでしょう。
リフターはどうするの?
熱々の鉄板を移動したり持ち上げたりするときに持ち手となるリフターが必要になります。
こちらの商品にはリフターが付属されていませんのでリフターの候補をいくつか挙げてみました。
似プライヤー
出典:amazon
ヨコザワテッパンに付属しているプライヤーのようなものがあります。ペンチ機能がついたマルチツールを持っている人はそれを使用するのがいいと思いますが、このためにわざわざ購入する必要はないと思います。
ミニ鉄板に付属されたリフター
ミニ鉄板に付属しているリフターを使いまわしてみました。リフターの長さが短いため、掴んだあと鉄板が不安定な状態になり熱々の鉄板を持ち上げるのは危険と判断しました。
ポットグリッパー
100均で購入可能な鍋つかみ(ポットグリッパー)です。アルミ製のためとても軽く、メスティンの蓋を使って料理するときなど他の用途でも使用することができます。
私はコチラを使用することにしました。
実際に使ってみた
目玉焼きを作ってみた
いつもより少し多めに油を敷いて目玉焼きを焼いてみました。おいしそうな目玉焼きができました。
鉄板に目玉焼きが張り付きますが、残りカスが鉄板に付着している状態のため、キッチンペーパーで簡単にふき取ることができます。
ベーコンを焼いてみた
朝ごはんをできるだけ時間をかけずにさっと済ませたいときこそ、コンパクトな鉄板がとても使い勝手がいいです。
大人も子供も大好きなベーコンを焼いてみたところ、一度に3枚並べて焼くことができました。表面がカリッとしたおいしいベーコンが焼き上がりました。
お肉を焼いてみた
こちらの写真を見ていただければコメントは不要かもしれませんね。お肉の表面は綺麗に焼かれ、中はほどよく熱が入った最高な焼き加減に仕上がりました。
鉄板が薄いため表面が焦げ付いてしまうのではと心配してましたが、その心配は全く不要でした。鉄板焼き屋で出てくるお肉のようにおいしくいただきました。
焼いてる最中もお肉が鉄板に張り付くことはなく、お肉を焼いた後の鉄板には焦げ付いたにんにくのカスと油が浮いている状態でした。
何回か使用しているため鉄板に油が染み込んだのかもしれません。焦げ付きがないので後片付けは楽ちんでした。100均商品とは思えないほど使い勝手がいい鉄板です。
使用した後のお手入れ
鉄製の調理器具はそのまま放置しておくとすぐに錆びてあとあと面倒なことになります。
使用後はしっかり汚れを落として乾燥させた後、食用油を薄く塗って酸化を防ぎましょう。
購入したときに包まれていた茶色い紙は捨てずにリサイクルしましょう。湿気防止になると思います。
コンテナケースなどに収納する場合はこのように、梱包箱の一部をカットすると出し入れしやすくなります。
まとめ
有名ブランドと同じサイズで使い勝手のいいキャンドゥのBBQ用鉄板をご紹介しました。分厚い鉄板もいいですが、携帯性が考慮されたほどよい厚みの鉄板もなかなか魅力的な商品だと感じました。
以下の記事では今回ご紹介した鉄板とサイズ感がピッタリの焚き火台をご紹介しています。よろしければこちらも併せてご覧ください。
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