今回ご紹介する商品は、焚き火を最大限に楽しむために作られたTC素材の超ローチェア「UZURA CHAIR（うずらチェア）」です。
最近キャンパーの注目を集めている日本発のブランド「FUTURE FOX」から発売されたばかりの「UZURA CHAIR」についてさっそくチェックしていきたいと思います。
FUTURE FOXとはどんな会社？
一筆書きのかわいらしいきつねのロゴが特徴的。2020年4月に長野県で誕生したアウトドアブランドになります。
無骨なデザインとカラーリングで収納性が優れたウォータージャグをはじめ、キャンパーに刺さる商品を地道な研究と実験を重ねながら開発している会社です。
設立してからわずか数年しか経っていませんが、抜群の機能性とおしゃれなデザインがキャンパーの心を鷲掴みにしている今話題のアウトドアブランドになります。
うずらチェアのスペック詳細
それではさっそくうずらチェアのスペックをご紹介いたします。
出典：FUTURE FOX
| サイズ | 展開サイズ 57 × 60 × 52 ｃｍ 収納サイズ 38 × 10 × 14 ｃｍ |
| 重量 | 880 ｇ |
| 耐荷重 | 120 ｋｇ |
| 材質 | 生地：ポリコットン メッシュ：ポリエステル フレーム：アルミA7075 |
| 色 | ブラック、カーキ、オリーブ |
スペックから見えてくる特徴としては、「軽量コンパクトな設計」、「焚き火シーンを考慮したポリコットン素材の採用」、「流行の3色展開」です。
後ほど詳しくご紹介します。
ブラックは特に人気が高く、初回ロット品はあっという間に売り切れました。
決め手となった５つのポイント
数あるチェアの中からうずらチェアを選ぶ決め手となった５つのポイントをご紹介します。
絶妙な座面高さ
一般的に座面の高さが20～40ｃｍのものをローチェアと言いますが、今回ご紹介するUZURAチェアはさらに低い15ｃｍとなっています。
一般的なローチェアに座って焚火を楽しんでいると座面が少し高く感じることはありませんか？もう少し座面が低ければ焚き火との距離が近づくため薪をくべる作業がしやすかったり火吹き棒が届きやすかったりすると思います。
UZURAチェアは座面の高さが低く設定されているため、焚き火との距離が近くなり正面から焚火に向き合うことができます。
「そんなに低いんだったら椅子なんて使わず地べたに座ればいいじゃん」と思いがちですが、寒さ対策や背もたれがある安心感を考えるとやはりチェアがあった方が快適に過ごすことができます。
幅広でやさしく包まれる安心感
座面の幅は57ｃｍとこのタイプのチェアの中でも大き目に作られているため、男性が座ってもゆったりくつろぐことができます。
さらに奥行きも深く作られているので、太ももから背中までやさしくすっぽり包み込まれることで安心感が得られます。
ゆらゆら心安らぐ癒しの演出
椅子を少し傾けるだけでリラックスした気分を感じられることはみなさんおわかりだと思います。UZURAチェアはロッキング機能が搭載されているため、めいいっぱい背もたれに寄りかかると適度な反発力によってゆらゆらくつろぐことができます。
まるでハンモックのような心休まる癒しを感じられるチェアになります。
このようにオットマンを準備すればさらに贅沢な時間を過ごすことができます。
ポリコットン素材
このタイプのチェアはポリエステル素材でできているものが多いですが、UZURAチェアはポリコットン素材で仕上げられています。
焚き火の近くで楽しむものだからこそ、火の粉に強いポリコットン素材のものを積極的に選びたいですよね。
軽量コンパクト
フレームには軽くて丈夫なアルミニウム合金A7075が使われているため、ポリコットン素材が使われているにも関わらずわずか880ｇに仕上げられています。最小最軽量とまではいきませんが、十分ザックに入れて持ち運べるサイズです。
類似商品と比較してみた
他社から発売されている類似のチェアと比較してみました。
| FUTURE FOX うずらチェア | OUTBER | Helinox グランドチェア | CAPTAIN STAG イージーチェア | |
| サイズ： 展開サイズ 収納サイズ | 57(横)×60(奥)×52(高) cm 38×10×14 cm | 57(横)×58(奥)×52(高) cm 40×10×14 cm | 54.6(横)×49.5(奥)×48.3(高) cm 30.5×10.2×10.2 cm | 57(横)×72(奥)×61(高) cm 78×15×14 cm |
| 座面高さ | 15ｃｍ | 15ｃｍ | 11.4ｃｍ | 15ｃｍ |
| 重量 | 880ｇ | 850ｇ | 640ｇ | 2,300ｇ |
| 耐荷重 | 120ｋｇ | 120ｋｇ | 120ｋｇ | 80ｋｇ |
| 素材：生地／フレーム | ポリコットン／アルミA7075 | 600Dポリエステル／アルミA7075 | 600Dポリエステル／DACアルミニウム合金 | ポリエステル、ウレタンフォーム／鉄 |
| 色 | ブラック、カーキ、オリーブ | ブラック、タン、オリーブ | コヨーテタン | ブラック、グリーン、パープル、レッド |
| 価格 | 6,580円 | 5,980円 | 23,700円 | 5,000円 |
ポリコットン素材を狙っている方はUZURA CHAIR一択になります。
実際に組み立ててみた
組み立て方を紹介します。
構造はよくあるコンパクトチェアと同じですが、一か所だけ気を付けるポイントがあるので、そこさえ抑えればコンパクトに収納された状態からあっという間に組み立てることができます。
フレームの組み立て
フレームはショックコードで繋がっているため伸ばしていくと自然にフレームが完成します。
長めのフレームが背もたれになります。
サブフレームの取り付け
サブフレームの穴にメインフレームを通します。
【気を付けるPOINT!】穴が大きい方からメインフレームを挿し込みます。
布の取り付け
下の２箇所から布を取り付け、上の２箇所を取り付けるときには少し布を引っ張りながら取り付けます。
完成
あっという間に完成です。
座ってみた印象
身長175ｃｍ、体重72ｋｇの男性が座った様子はこのようになります。
脚を伸ばしたり、あぐらをかいたり、めいいっぱい背伸びしたりといろいろな体勢でくつろぐことができます。
子供が座るとこのような感じになります。
大人用として購入しましたが、包まれる感じが安心するのか、子供たちが座るとなかなか立ち上がろうとしません。
ロッキング機能がとてもお気に入りのようでしたが、倒れたりしないように大人がしっかり見守る必要があります。
こちらのチェアは大人から子供まで快適に座れるチェアだと思います。
ちょっと気になる点
このチェアだからということではありませんが、極端に座面が低いチェアは、ローチェアやハイチェアと比べるとお尻が深く沈み込むためどうしても立ち上がり動作に負担がかかります。
チェアの縁を掴んでお尻を持ち上げることになりますが、腰痛持ちの方にはこちらのチェアは控えた方がよさそうです。
まとめ
今回の記事では日本発のブランド「FUTURE FOX」から発売されたばかりの「UZURA CHAIR」をご紹介しました。
軽量コンパクトにも関わらず、体をすっぽり包み込んでくれるチェアは大人用としてはもちろん子供用としても使い勝手がいいチェアだと感じました。
焚き火を最大限に楽しむために作られたTC素材の超ローチェア、これからのキャンプシーズンにぜひおすすめします。
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