バンドック(BUNDOK)と言えば高品質でコスパが高く見た目がかっこいい商品を多数取り揃えているキャンパーご用達の人気ブランドになります。
そのバンドックから発売されているソロティピ―1TCは最強ソロテントと言えるほど完成度の高いテントになります。
私はこのテントを購入してから、これまで使用していたソロテントの弱点がうまく解消された合理的なテントだと感じました。
これからソロキャンプを始めようと考えている方やソロ用テントの買い替えを検討している方は是非参考にしてみてください。人気が高い理由がきっとおわかりいただけると思います。
購入に至った経緯
当然ですが世の中にはソロテントがたくさん存在します。異なるタイプのソロテントをピックアップして、実際に使ってみて不便を感じた点を中心に、最終的にソロティピ―1TCにたどり着いた経緯をご紹介いたします。
ドームテント(前面開きタイプ)
出典:Naturehike
入口が前面に設置された昔からあるベーシックなタイプの2人用ドーム型テント。
軽さと居住性を両立したテントですが、このタイプのテントを使用中に2つの不便を感じました。
コットを入れると身動きが取れない
テントの横幅は125cm程度と2人用テントとしては標準的な大きさになります。
こちらのテントにコットを入れた場合、入口が前面側に設けられていることもあってコットの横に座ることはほぼ不可能でした。
雨が降った時などテントの中で作業する場合、とても窮屈な姿勢で作業を行う必要があり不便を感じました。
寝ることに特化したテント
出典:Naturehike
こちらのテントは片側に設けられたジッパーを開閉して出入りする仕様になります。
片側ジッパータイプのテントは入口のフラップを跳ね上げてひさしにすることができないため、雨が降った時は入口をしっかり閉める必要があります。つまり、雨が降った時はテントの中にこもるしかありません。
タープを立てれば雨でも快適に過ごすことができますが、ソロキャンプであればわざわざタープを張らなくても済む装備が望ましいと感じました。
ドームテント(横開きタイプ)
出典:workman
こちらは入口が横向きに設置されたドームテントになります。
入口が横向きに設置されていることで、コットを入れたときでも入口をオープンにすれば比較的自由に身動きを取ることができます。
入口の両側にはジッパーが設けられているため、ポールを使ってフラップを跳ね上げることでタープの役割(キャノピー)を果たすことができます。
先ほど紹介した前面開きタイプのドームテントで感じた不便は解消されましたが、新たな不便を感じるようになりました。
周囲の視線を遮断できない
ファミリーキャンプでも周囲の視線を遮りたいときってありますよね。
こちらのテントは屋根はあるものの、前方や横からの視線を遮ることはできません。特にソロキャンプの時は自分時間を思いっきり楽しみたいという思いから、もう少しプライベート感が得られるテントが欲しいと感じました。
雨が横から入ってくる
ちょっとした小雨や霧雨程度であればできればテントの外で楽しい時間を過ごしたいと思う方も多いと思います。キャノピーを使うことによってある程度雨をしのぐことはできますが、構成上どうしても横から降ってくる雨をしのぐことはできません。
キャノピーはとても便利な仕様ですが、もう一工夫されたテントが欲しいと思うようになりました。
パップテント
出典:amazon
いわゆる軍幕と呼ばれるタイプのテントになります。
居住スペースが広く、キャノピー仕様、サイドフラップ仕様のため、視線が遮られたり横からの雨除けになるなど、これまで感じた不便がすべて解消されたとても理にかなったテントです。
最後まで悩みましたが、最終的にこちらのテントを見送った理由をお伝えいたします。
手持ちギアが軍幕に馴染みにくい
軍幕自体にとても興味はありますが、自分が所有しているギアを軍幕にレイアウトしたサイトをイメージしたときに少し違和感を感じました。無骨でかっこいいギアをお持ちの方はこちらのテントはとてもおすすめです。
ちょっと重い
生地がTCかつ幕の面積が大きいということもあり必然的に重量は重くなります。購入する際の目安を5.0kg以下と設定していたためこちらのテントは対象から外すことにしました。
余裕があればこちらもぜひ使ってみたいテントです。
おすすめする8つの理由
それではさっそくバンドックソロティピ―1TCをおすすめする8つの理由をご紹介いたします。
とにかく設営が楽(ワンポールテント)
設営のしやすさで言えばワンポールテントに勝るものはありません。
後ほど詳しく紹介しますが、ペグを4本打ち込んでメインポールとサブポールを立ち上げるだけで設営が完了します。ペグの最小必要本数は5本です。
タープがいらない(フラップ)
ファスナーを開けるとサイドキャノピー用のフラップが現れます。サブポールを使ってフラップを立ち上げればタープなしでも広いリビングスペースを確保することができます。
プライベート感が得られる(フラップ)
サイドキャノピーがあるお陰で周りの視線が全く気になりません。布に囲まれる安心感やちょっとした基地のような感覚が生まれ、とても落ち着いた気分になります。
夏は涼しく冬は暖かい(TC素材)
TC(テクニカルコットン)素材を使用しているため、夏は涼しく冬は暖かいです。ベンチレーションやスカートがついているため一年中活躍するテントです。
唯一無二のスタイル
モノポールテントの弱点である入口の雨問題がうまく解消された新しいタイプのテントになります。今でこそ定番の形になりますが、サイドキャノピーを立ち上げたスタイルは存在感があってとても素敵です。
付属のインナーテントで虫対策もOK
出典:BUNDOK
メッシュのインナーテントが付属しています。虫が気になる人は余計な出費をせずに快適に楽しむことができます。フライシートを閉じた状態でインナーテントを入れたとしても十分なリビングスペースが確保できます。もちろん荷物置き場として使用することもできます。
居住スペースが広い
インナーテントを使わない場合は、中の空間を贅沢に使用することができます。コットを入れて荷物を置いてもまだまだ十分なスペースがあります。天井が高く開放感があるのでゆったりした気分でキャンプを楽しむことができます。
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コスパ最強
定価49,500円ですが、amazonセールで19,800円で購入することができます。TC素材のテントが2万円以下で手に入るところも人気が高い大きな理由の一つと思います。
amazon評価
続いてamazonの評価を見てみましょう。
2022.10の時点で★4.6の高評価となっています。一部代表的な口コミをご紹介いたします。
出典:amazon
・ソロキャンプにおすすめ
・オールシーズン使えるソロテント
・撥水は問題なし
・このテントがあればタープはいりません
・初心者にはおすすめ
・買って後悔しないテント
・かっこいい
・重い
・縫製が雑
・そこそこ強い雨天はおすすめしない。縫い目やファスナーから結構水が入ります
・テントの中からファスナーの開け閉めが大変
・身長180cmの人にはちょっと狭い
一晩弱い雨に降られましたが、特に縫い目やファスナーから内部に浸水することはありませんでした。
TCの表面はしっかり撥水加工がされている印象です。
マイナス意見については今後継続して注目していきたいと思います。何かあればこちらでしっかりコメントしていく予定です。
スペック紹介
バンドック ソロティピ―1TCのスペックをご紹介いたします。
出典:amazon
商品名 | BUNDOK ソロティピー1(正式名称に”TC”はつかないようです) |
品番 | BDK-75TC |
カラー | カーキ、サンドベージュ |
材質 | フライ/コットン混紡生地(ポリエステル 65%・コットン 35%) インナー/ポリエステルメッシュ ポール/アルミ合金 |
耐水圧 | フライシート 約3000mm 、 インナーフロア 約5000mm |
重量 | 約 4.8kg |
サイズ | (使用時)約 2400×2400×1500mm (収納時)約 φ240mm×440 |
JANコード | 4955985195790 |
設営の仕方
こちらのテントは5ステップで簡単に設営することができます。慣れれば10分で設営することも可能です。とにかく簡単に設営できるのがこのテントの最大の特徴です。
テントを広げる
テントが正方形になるように広げます。ジッパーがある部分が左手前にくるように配置すると前後間違えることなく設営することができます。
フラップのファスナーはあらかじめ閉めた状態にしておきます。
四隅をペグダウン
あらかじめアジャスターを伸ばした状態にして四隅をペグダウンします。
付属のアルミ製ペグは簡単に曲がってしまったため、チタンペグを使用しています。
メインポールを設置
メインポールを使ってテントを立ち上げます。
サブポールを設置
フラップのファスナーを全開にして、フラップ先端のハトメにサブポールを通してフラップを立ち上げます。
サブポールのロープをペグダウン
サブポール先端にロープを括り付けてペグダウンします。最後に四隅のアジャスターでテントの張り具合を微調整します。
おすすめのオプション
ソロティピ―1TCをさらに快適に使用するために、メーカーから販売されている拡張パーツをご紹介いたします。
フタマタポール(おすすめ)
モノポールテントの最大の弱点と言えば、ど真ん中に立っているメインポールが少々邪魔に感じることです。
この問題を解消する方法としてメインポールをフタマタポールに変更することをおすすめします。フタマタポールを使用することでど真ん中のポールがなくなるため、ソロティピ―1TCの魅力がさらにアップします。テントを購入する際はぜひこちらも併せて購入することをおすすめします。要望が多いためでしょうか、セット販売も設定されています。
サブポールもフタマタ化するとさらに居住スペースが拡大します。ただしサブポールのフタマタオプションはメーカー販売されていないため、サブポールをフタマタ化したい場合はご自身でポールを準備する必要があります。
現時点で特にサブポールのフタマタ化の必要性を感じていないため、今後必要に応じて検討していく予定です。
フロントウォール
キャノピーを広げた状態でフロントウォールを設置することでリビングスペースを拡張することができます。つまり、フロントウォールで居住スペースを拡張すればデュオテントとしても使用することができます。
まとめ
今回の記事ではソロキャンプに最適なBUNDOK ソロティピ―1TCをご紹介いたしました。オーソドックスなドーム型ソロテントで感じた不便がうまく解消されたテントになります。
設営が簡単なところや機能面や見た目が素敵なところから最強ソロテントの名がふさわしいと感じました。興味がある方は是非ご検討ください。
是非ご覧ください。
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