キャンプで履く靴といえばTHE NORTH FACEやKEEN、MERRELLといったタフでおしゃれなものを思い浮かべる方が多いと思います。もちろん見た目だけでなく、水に強く、火の粉で穴があきづらいものであればそれこそキャンプシーンに最適な靴と言えるのではないでしょうか。
そんな魅力的な靴に仲間入りする形で、ここ数年飛ぶ鳥を落とす勢いのあるワークマンから2021年に「DIA高撥水シューズ アーバンハイク」が発売されました。お値段はなんと税込み1,900円!すでに品薄状態が始まっているため、さっそく溢れんばかりの魅力をお伝えするとともにできるだけゲットしやすい方法についてご紹介いたします。
ワークマン「アーバンハイク」使用前レビュー
色はみんな大好きなベージュとオリーブ
出典:WORKMAN
- サンドベージュ
- オリーブドライブ
どんなウエアにも自然と溶け込みやすくキャンプシーンを意識した2色がラインナップされています。どちらも購買意欲をそそられる色に仕上がっています。パンツが黒っぽい色の場合はサンドベージュかオリーブドライブ、逆にベージュのような薄い色の場合はオリーブドライブで足元を締めると合わせやすいと思います。
サイズ展開
メンズサイズは24.5cm~28.0cmまで0.5cm刻み(27.5cm除く)となります。「足囲」つまり足の幅は「EEE」となっているため、どんな方でも足先に窮屈感を感じることなくゆったり履くことができます。
ちなみに私は革靴からスニーカーまで26.5cmを履いていますが、アーバンハイクも26.5cmでピッタリでした。普段履いている靴と同じサイズで問題ないと思います。
今年から待望のレディースサイズが追加されました。もしかしたらこちらの記事の声が届いたのかもしれません(笑)
出典:WORKMAN
ステッチと靴ひもの色がメンズと異なっているため、お揃いコーデしてもおしゃれな印象を与えそうです。
今年もますます注目を集めそうな予感がします。
片足250gの軽量仕様
アウトドアシーンで使われる靴はどちらかというとズッシリ重いものが多いです。歩き回る機会が比較的少ないキャンプシーンでも単純に靴は軽い方がいいですよね。アーバンハイクは一見重そうに見えますが、持つとびっくりするくらい軽く方足でなんと250g!ちなみにクロックスは片足で約180gです。これを考えると驚異的な軽さと言っても過言ではありません。
KEENのジャスパーに似たおしゃれで気になるデザイン
どちらかと言うと尖ったデザインというよりは万人受けしそうなデザインにまとまっています。それもそのはず、この靴どこかで見たことありませんか?そうです、KEENのジャスパーとそっくりなんです。だからこそこのデザインに魅力を感じる人が多いのかもしれません。
1,900円という破格の安さ
つま先とかかとには本革と間違えそうな本革風素材が使用されています。安いからといって決してチープさは感じられず、むしろ随所にこだわりが表現されているため値段以上に高見えする商品です。
繰り返しになりますがお値段は1,900円。たとえ1シーズンでクタクタになったとしても十分満足感が得られることでしょう。
水玉が転がる撥水加工
雨予報のキャンプでは長靴を履いて行く人も多いと思いますが、意外と油断しがちなのが夜露が発生するシーズンです。特に秋キャンプになると地面の草や土がびしょびしょになるほど夜露が発生するため、普段履きの靴では靴の中まで濡れてしまうこともあると思います。こうなるとテントを出入りするときにとてもストレスを感じます。
アーバンハイクは生地に撥水加工が施されているため、多少の雨や夜露でもびしょ濡れになることはなさそうです。
実際に水を垂らしてみましたが、水玉が滑るように流れ落ちたあと、生地はさらっとしていました。これなら靴の中まで濡れることはなさそうです。ちなみに汚れが落ちやすい加工も施されているとのことです。
DIAMAGIC DIRECT
耐久撥水、汚れが取れやすい機能加工です。安全性の高いP.F.O.A.フリーの撥水剤を様々な繊維にダイレクトに結合させます。一般的なコーティングタイプの撥水加工とは異なり、幅広いマーケットへの対応が可能な耐久撥水加工です。引用:WORKMAN
ワークマン「アーバンハイク」360°ビュー
ワークマン「アーバンハイク」を実際に履いてみた
履き心地
まず初めに履くときの印象ですが、足の甲のベロを引っ張りやすいようにわっかが付いているためベロが中に巻き込まれるわずらわしさはありません。開口部は全周とても柔らかい素材で覆われているため足が靴の中にスッと入っていきます。
ソールの厚みが約2.5cm、中敷きの厚みが約0.5cmとなっており、十分なクッション性が得られる構造となっています。このため履いた直後は「クッションが柔らかい!」と感じました。
中敷きは取り外すことができます。
一日中履いて歩き回った印象としては、足に負担がかかることなく軽快に歩くことができました。いい意味で何もなく気持ちよく一日を過ごすことができました。ソールの厚みや軽量の効果も大きく働いているのではないでしょうか。もちろん靴擦れするようなことはありませんでした。
あえて砂利の上を歩いてみましたが、足が石にとられることなくソールが程よく追従してくれたため違和感なく歩くことができました。
キャンプシューズとして使うには、軽さと軽快感にメリットがあるローカットタイプが履きやすいと感じました。
脱ぎ履きのしやすさ
キャンプではテントの出入りなど、日常生活よりも靴を脱いだり履いたりする機会が増えます。このため靴の脱ぎ履きのしやすさに注目してみました。ローカットでしかも足に合わせて開口が簡単に広がるため靴の脱ぎ履きはしやすい印象を受けました。
ただ、手を使わず足だけで履こうとするとやはりベロが内側に巻き込まれてしまいます。シューレースでベロを抑えている部分がもう少し足首側にあればよかったのかもしれません。
トラベルシェルパンツと相性抜群
ワークマンの大ヒット商品の一つであるアンクル丈のトラベルシェルパンツと合わせてみました。アーバンハイクはシューレースやステッチが強調されたデザインとなっているため、足首がすっきりしたトラベルシェルパンツとの相性は抜群だと思いました。キャンプシーンでは蚊やブヨ対策を考えると足首までしっかり覆われたパンツが望ましいですが、この組み合わせですとタウンユースにも幅広く使えるアウトドアシューズと言えるのではないでしょうか。
ワークマン「アーバンハイク」を1か月履いた後の耐久性について
耐久性に高い期待を持ってしまうワークマン商品だからこそアーバンハイクの耐久性はいかがなものかみなさん気になるところだと思います。
履き始めて1か月経過したあとのソールに注目して耐久性を検証してみました。
使用条件:週5日、5,000歩/日着用
※新品と1か月使用のものは同じ靴、2日使用のものは別の靴を表示しています。
新品のソールはブロックの角がピンピンしていましたが、2日使用した後の状態はブロックの表面がめくれあがり少しづつ摩耗が始まっているように見えます。
1か月使用した後の状態を確認したところ、一番ダメージを受けやすい踏みつけ部のブロックは明らかに凹凸がなくなっていて完全に摩耗しているといえます。
ソール以外は新品と比べてほぼ劣化も見られずきれいな状態が維持されているので、一か月でソールの劣化が顕著に目立つ結果となりました。普段使いにも使えるデザイン性の高いシューズなだけに、もう少し耐久性があればお気に入りのシューズをもっと長く楽しめるのではないかと感じました。
ワークマン「アーバンハイク」の売れ行きは?
出典:WORKMAN
2021.8.27時点のオンラインショップではすべて売り切れとなっています。とても魅力的な商品なので当然と言えば当然という感じがします。でもここで諦めてはいけません。オンラインショップで在庫なしの状態になっていても、店舗在庫があったりします。もし2色在庫があった時は迷わずどちらも購入することをおすすめいたします。2足購入しても税込み3,800円ですよ。
ワークマン「アーバンハイク」をゲットしやすい方法をご紹介
出典:WORKMAN
ワークマン商品はAmazonや楽天といったネット通販で購入することができません。このためすべての商品が店舗でのみ購入(受け取り)になります。
特に人気商品となるとオンラインショップでは在庫数0の状態が続きます。そんなときはワークマンのHPに「店舗在庫検索」という便利な機能があります。注目すべきポイントは「取り置き依頼」ができることです。自宅や勤務先の近くの店舗検索を行い、在庫があれば「取り置き」を選択することで人気商品でも比較的ゲットすることができます。みなさんもぜひ試してみてください。
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ワークマン「アーバンハイク」のまとめ
2021年7月に発売されて以来、SNSを通じて大ヒット商品となっているアーバンハイクの魅力についてご紹介いたしました。特に秋のキャンプシーズンには撥水機能が施されたアーバンハイクを手に入れておくことをおすすめします。ワークマンは一旦話題になるとしばらく争奪戦が続くため、「店舗取り置き依頼」を上手に活用してゲットしましょう。
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