キャンプでワクワクするイベントは何でしょうか?焚火時間、テント泊、自然遊びなど日常では味わえない楽しみが目白押しですよね。
中には自然の中で味わうドリップコーヒーという方も多いのではないでしょうか。ドリップコーヒーを楽しむためにはドリッパーが必要になりますが、プラスチックや陶器のような一般的なドリッパーはサイズが大きく持ち運びに悩んでいる方もいると思います。
そこで今回は驚くほど小さく畳めてちょっとした隙間に入れて持ち運べるスタイリッシュなドリッパー:MUNIEQ(ミュニーク)「Tetra Drip 01P」をご紹介いたします。
その他グループキャンプに最適な3.5CUP用の「02P」も用意されています。
MUNIEQ(ミュニーク)「テトラドリップ 01P」のスペック
メーカー | MUNIEQ(ミュニーク) |
材質 | ポリプロピレン |
重量 | 12g |
サイズ | 10.7×6.9×0.15cm(1枚あたり) |
容量 | 1.5CUP |
カラバリ | レッド、ブルー、イエロー、グレー |
原産国 | MADE IN JAPAN |
「ミニマルな機能をもつアウトドア・旅用品を、ユニークなデザインで実現し、アウトドア・旅ライフの新たな選択肢を提案するブランドです。
ブランド名はMinimal・Unique・Equipmentを組み合わせた造語です。」 出典:A&F
MUNIEQ(ミュニーク)「テトラドリップ 01P」の特徴
- 超軽量、超コンパクトで携帯性抜群のコーヒードリッパー
- 3点支持で抜群の安定感
- たった5秒で組み立て
- お手頃価格
- 安心のMADE IN JAPAN
MUNIEQ(ミュニーク)「テトラドリップ 01P」の見た目やサイズ感を徹底レビュー
1.デザイン
3枚構成となっています。1枚1枚がコーヒーカップを連想させるデザインに仕上がっています。商品ロゴはテトラの名にふさわしい「正四面体」のデザインでとてもおしゃれな印象です。単なるプレートと言えばそれまでですが、細部に品の良さが漂うプロダクトになっています。
2.サイズ感
片手にすっぽり収まるサイズになります。ポイントカードと比較してみましたがほぼ同じ大きさ。商品を開封したとき、思わず「ちっさ!」と言った記憶があります。不安になるくらいの小ささです。
厚みは3枚合わせて4.5mm。隙間があればどこにでも収納できる厚みです。
3.携帯性
商品が入っている袋は単なるジッパーですが、意外と厚みがありしっかりしているためそのまま収納袋として使用することも可能です。デザインがとてもおしゃれなのでしばらくこれを使いたいと思います。
穴にカラビナをつけてパンツやザックにぶら下げて携行することも可能です。
MUNIEQ(ミュニーク)「テトラドリップ 01P」を使ってみました
1.組み立て
YouTubeで公式組立動画が公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=DWwR1qf-BOo
①片方のプレートの穴にもう片方のプレートの突起を挿し込みます
②上側の凹凸を合わせます
③突起がある方のプレートを湾曲させます
④この状態で凸を凹に挿し込みます
⑤力を抜いたら完成です
慣れれば5秒で組み立てられます。
2.コーヒーカップにセットします
テトラドリップをコーヒーカップの上にセットします。3本の脚でしっかり支えられているため安定感があります。
3.コーヒーフィルターをセットします
ドリッパーが正四面体の形をしているため円錐型のフィルターを使用します。
円錐型のフィルターは100均やAmazonで購入することができます。
ドリッパーとフィルターを密着させ本来のお湯の通り道を確保する目的でフィルターを折る作業を行います。
円錐型フィルターの場合
このように紙のつなぎ目を折り返して使用します。
台形型フィルターの場合
円錐型フィルターが手に入らない場合、角が90度になるように折り込むことで台形型フィルターでも同じように使用することができます。
4.お好きなコーヒー豆をセットします
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5.ドリップします
お湯を注ぐときは一般的に「の」の字を描くようにと言われますが、テトラドリップは三角形の形をしているため、円を描くことが難しいです。
できるだけお湯が直接側面に当たらないようにゆっくり注ぐようにしましょう。
6.後片付けします
片手でつまんで持ち上げても崩れることはありません。このままゴミ箱にフィルターをポンと捨てることができます。
組み立てたときと逆の手順でテトラドリップをばらして元の状態にしましょう。
一般的なドリッパーは形状がでこぼこしていたり抽出口が奥まっているため隅々まで洗うとなると結構大変です。
こちらは凹凸のない平らなプレートのため後片付けが楽チンです。
洗った後は立てかけることができるのですぐに乾くのもうれしいポイントです。
MUNIEQ(ミュニーク)「テトラドリップ 01P」の検証
驚異的な小型のドリッパーであるがゆえに、みなさんが感じるであろう疑問について独自に検証してみました。
1.コーヒーカップは直径何センチまで対応できるの?
約φ45.0mm~90.0mmまでのカップであればテトラドリップを安定して置くことができます。
お持ちのカップやコッヘルのサイズをご確認ください。
2.実際何杯までドリップできるの?
テトラドリップ01Pの容量は1.5CUPと記載されています。1.5CUPって中途半端な表記だと思いませんか?そこで2杯分に対応できるか検証してみました。
左上の写真のようにコーヒースプーン1杯分の豆を2杯分用意しました。これを挽いてセットした状態が右上の写真になります。まだ余裕があるように見えます。
実際にお湯を注いでいる様子が左下の写真になります。このように水面がテトラドリップの縁を超えないように注意してドリップする必要があります。
ドリップ後の状態が右下の写真になります。ドリップ後も豆が縁を超えずに堪えている様子がわかります。
以上より、一般的な豆の量であれば、お湯をゆっくり注ぐことで2杯分はなんとか対応できるという結果になりました。
とは言え結構ギリギリでしたので、豆の量を増やして濃いめを好む方は難しいと思います。参考にしてみてください。
MUNIEQ(ミュニーク)「テトラドリップ 01P」のちょっと残念なところ
軽さゆえに風に弱い
テトラドリップ01Pは軽さが魅力の商品であるため、当然ですが風の影響は受けやすくなります。キャンプなど屋外で使用する場合には十分注意が必要です。
もし気になる方は、同シリーズのステンレス素材でできた商品があります。ポリプロピレン製より若干重い25gとなるため、こちらのタイプの方が風の影響を受けにくいといえます。
ステンレスならではの質感が得られる商品のためこちらもぜひご検討ください。
MUNIEQ(ミュニーク)「テトラドリップ01P」の口コミ紹介
・コンパクトさは折りたたんだハンカチくらいです。軽さもアルミのスプーンくらいで携帯性は100点。
・何度使っても組み合わせ部分が緩くなったりしません。(以前より3年ほど使っているがはめ込み部のへたりも特になし)
・バネ式の物を使用してましたが、イマイチ使い勝手が悪かったのでコレを待ってました。
・これに行き着くまでいろいろ買いましたが、携帯性は抜群、実用性も優れています。
・屋外で使用の際は軽いので風で飛びやすい。
・力で無理にねじ込むと恐らく直ぐに駄目になってしまうでしょう。
・フィルターをセットした後は、先がついてしまうのでテーブルにドリッパーを置けません。
MUNIEQ(ミュニーク)「テトラドリップ 01P」のまとめ
いかがでしたでしょうか。とにかく小さくて軽くて邪魔にならない究極のドリッパーです。自分用としてちょっといいものを探している方はこれ以外の選択肢はないと思います。
また手ごろなお値段のため、ハイセンスのプレゼントとしても喜ばれるギアでもあります。
キャンプシーンだけでなく登山や旅行先、オフィスのデスクにそっと忍ばせておきたいおすすめの一品です。ぜひご検討ください。
◆1~2人用ポリプロピレン製
◇1~2人用ステンレス製