ユーチューバーの影響や3密回避によって、今年はキャンプブームがさらに加速した一年でした。
そんな中、キャンパーのみなさんは最近こんなこと感じていませんか?
- キャンプブームでキャンプ場の予約がなかなかとれない
- 遠出はしばらく控えたい
- 交通費やサイト代を節約したい
- 初心者だから泊まりはちょっと自信がない
- グループキャンプしたいけど予定がなかなか合わない
- でもキャンプがしたいんだ!
そんなときは自転車デイキャンプ、自称「チャリデイキャンプ」を併用してみるのもいいかもしれません。コロナ禍でできるだけ遠出を控えざる負えないなか、チャリデイキャンプはあなたのキャンプ欲を満たしてくれる新しいキャンプスタイルになるかもしれません。
えっ?デイキャンプ?!
もちろんキャンプ泊が楽しいのは言うまでもありませんが、手軽に楽しめるチャリデイキャンプもなかなか魅力的なキャンプスタイルです。
ファミリーでもソロでも楽しめるチャリデイキャンプの魅力について、実際に体験して感じたことをお伝えしたいと思います。
※安全に配慮してデイキャンプとしています。
オートキャンプとチャリデイキャンプの比較
【メリットデメリットのまとめ】
メリット | デメリット | |
オートキャンプ | 移動が楽 遠いところに行ける 荷物や人を沢山運べる 夜の雰囲気が楽しめる | お金がかかる サイトの予約が必要 先々の予定を立てる必要がある |
チャリデイキャンプ | お金がかからない サイトの予約がいらない 行きたいときにふらっと行ける | あまり遠いところに行けない ある程度荷物が限られる 夜の雰囲気は楽しめない |
オートキャンプとチャリデイキャンプを比較してみました。お互いのデメリットをお互いのメリットで補っていることがわかります。
影響度が大きいものを太字で示しているので、何を優先するかによって自分に合う合わないがわかるようになっています。
チャリデイキャンプは、お金をかけずにふらっと出かけてしっかりキャンプ気分を味わいたい人にとっておすすめのキャンプスタイルです。
一方で、お金がかかっても予約が必要でもオートキャンプがいいという人にはチャリデイキャンプはあまり響かないかもしれません。
チャリデイキャンプのやりかた
それでは具体的にチャリデイキャンプの楽しみ方についてご説明します。
ポイントは「場所と時間と荷物」です。
1.場所探し
まずは自宅からチャリ圏内でデイキャンプやBBQができそうな場所をネットや実際にチャリで走り回ったりして探しましょう。ここが一番重要なポイントになるので少し頑張りましょう。
近くに無料のキャンプ場がなくても小さな川や広場を探してみましょう。普段は見向きもしない場所でも、チャリに乗りながらその気になって探してみると意外と穴場スポットが見つかるものです。
2.持ち物
※基本的にはかさばるものは持っていけません。
最低限必要なもの
- 自転車(ママチャリでOK)
- ザック(60リットル程度) ※本格的な登山用ザックもいいですが、中華製の激安ザックでも十分です。
- 焚き火台 またはコンロ /状況に応じて使い分けます
- 難燃シート(焚き火をする場合のみ)
- 敷物または椅子
- テーブル
- カトラリー
- 濡れティッシュ ※炊事場はないので食器汚れの拭き取りに使用します。
- ゴミ袋
あったらいいもの
日除けや寒さ対策、何と言ってもキャンプの雰囲気作りにテントは欠かせません。
テントで昼寝をすればもうキャンプと変わりません。
3.パッキング
出典:asahi
移動手段が自転車なのでバックパックを上手に利用しましょう。
荷物の量はかごつき自転車の場合、ザック一個とトートバッグ一個が目安になります。ゴミは持ち帰る必要があるのでその分余裕を確保しておく必要があります。
4.出発
場所を予約する必要がないので、何時に出発するかはその日の気分で決めます。
好きな時間に出発できるのがチャリデイキャンプの魅力です。
自転車に荷物を積んでザックを背負ったらさっそく出発しましょう。
車で行くキャンプは目的地まで一直線ですが、自転車だとあえて普段通らない小道に寄り道して新たな気づきを見つけるのも楽しいです。
自転車に乗ることが好きな子供たちがチャリデイキャンプを嫌がるはずがありません。ぜひ子供たちを連れて家族みんなでチャリデイキャンプに出掛けましょう。
5.思い思いに過ごしましょう
テントがある人はキャンプと同じように簡単なサイトを作ってみましょう。あとはご自分のスタイルで楽しんでください。
早朝出発してコーヒーを飲む、お昼ごはんにBBQを楽しむ、テントを立ててワーケーションする、テントの試し張りをするなどアイデア次第で楽しみ方は無限に膨らみます。
6.後片付け
管理施設ではなく公共施設のため、来たときよりきれいにして帰ることを心掛けましょう。当然ですがゴミは持ち帰ります。
火を起こしたときに困るのが燃えきらずに残ってしまった炭や灰の処理です。
キャンプと違って薪をボーボー燃やしてしまうと燃え尽きるまで待つのはなかなか難しいです。もちろん灰捨て場などはありません。はやる気持ちを少し抑えて、できるだけ燃えやすい細い枝を使うなどして燃え残りが出ないように工夫しましょう。
どうしても燃え残りを心配する方は、火が着いた炭を消火できそのまま持ち帰ることができる火消し壺という道具があるので事前に準備しておきましょう。
チャリデイキャンプで注意すること
- 公共施設なのでトイレがないことが多いです。トイレは事前に調べておきましょう。
- 燃え残りや灰を土に埋めたり川に流すことは絶対にやめましょう。
- お酒を飲んだときは、自転車は押して帰りましょう。自転車でも飲酒運転に該当するケースがあります。
チャリデイキャンプをやってみた感想
チャリデイキャンプは時間の制約がありません。早朝出掛けて夕方帰っても十分楽しめます。往復にかかる時間も無駄が省けます。
場所によっては料理も焚き火もできちゃいます。十分楽しめるキャンプスタイルだと思いました。
キャンプ場を予約する必要がなく、思い立ったらその日に遊べます。雨が降ったり寒かったら行かなければいいし、もちろんキャンセル料はいりません。
とにかくキャンプ場で楽しむキャンプの弱点が解消されたスタイルだなと感じました。
この日じゃなきゃだめとか、これがなきゃだめとかがないんですよね。フリースタイルなキャンプって感じで。ひょっとしたら今の時代にマッチした新しいキャンプスタイルなのかもしれません。
グループの予定を合わせづらいときも、今日はここにいるから来たい人どうぞ~といった感じでもし相手の予定が合えば合流することもできます。平日昼間のママ友会として使えるかもしれません。
チャリデイキャンプのまとめ
出典:asahi
いかがでしたでしょうか。
その日の気分で行きたいときにサッと行けるのがチャリデイキャンプの最大の魅力です。時間もお金も無駄がありません。
チャリデイキャンプを経験すると道具に対する考え方が変わったり普段のキャンプとはまた違った世界観が広がります。
コロナ禍でなるべく遠出を避けたい、できれば近場で安全に楽しみたいというかたはぜひ一度試してみてください。
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