炭の火起こしに苦労していませんか？
なかなか火がつかなくてイライラしたり、遊ぶ時間がなくなったり、、、キャンプどころじゃない人も多いのではないでしょうか。
中にはチャコールスターターやガストーチを使ってダイナミックにかつ効率的に火を起こしている人も多いと思います。
一方で不自由さを楽しむのもキャンプの醍醐味だと思います。そんな中、ほったらかし状態で着火でき、かつ、原始的な方法があれば試してみたいと思いませんか？
お金と労力をかけずにしかも粋な方法で火を起こす「まつぼっくり着火法」についてご紹介いたします。
まつぼっくり着火法をおすすめする理由
お金はいっさいかかりません
当然ですがまつぼっくりは松の木があればどこでもただで手にはいります。大きく開いた満開状態のまつぼっくりはしっかり乾燥しているため火がつきやすいです。もちろんつぶれたものでも構いません。見つけたら拾っておきましょう。
しかも天然素材
乾燥したまつぼっくりは天然の着火材です。
屋外で自然を楽しむキャンプで天然素材の着火剤を使用しているなんてちょっと素敵ですよね。ちょっといい気分になります。
松ヤニは火力の助役
松の木には松ヤニといわれる天然の油が分泌されています。
まつぼっくりにはたくさんの松ヤニが含まれていて、この松ヤニが高い着火力を発揮します。
このため、合掌型と呼ばれる薪を円錐状に組んだのち、中央の空間にまつぼっくりを敷いてまつぼっくりに着火すると、まつぼっくりから芯の強い炎が立ち上がります。
その後は何もせずほったらかし状態にしておくだけで薪に火がつきます。
松ヤニは火力の助役になっています。
とにかく小粋な着火法
特別な道具や着火材を使わずに、天然の松の木の落とし物を焚き火台にくべて火を起こす。シンプルだけどとっても粋ですよね。
とにかく雰囲気の良さにやってる本人が酔ってしまいます。
玄人っぽくみられます
焚き火台にごろごろまつぼっくりをのせていると必ず「なにするんですか？」と聞かれます。そんなときにちょっとした小話をきっかけに仲良くなれるのもキャンプならではの楽しみではないでしょうか。
家族の絆が深まります
意識しないとまつぼっくりはなかなか見つかりません。
毎年我が家は秋から冬にかけて翌年分のまつぼっくりを拾いにでかけます。
こういったほんの些細なことでも家族の絆がうまれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。普段と違ったことをするとそこには必ず新しい発見が生まれます。
お金がかからずしかもほったらかし状態で火が着く小粋なまつぼっくり着火法をぜひ試してみてはいかがでしょうか。