そろそろファミリーキャンプを始めたいけど、何から始めていいかわからず途方に暮れてる方も多いのではないでしょうか。
テントがないと始まらないからといって、とりあえずの気持ちでテントを買うと後から後悔するのでやめましょう。
テントはキャンプ気分を盛り上げてくれる重要な道具でもあります。
決して安い買い物ではありませんので納得いくまでとことん悩んでこれだというものを購入してください。
テントを買うにもどのタイプを購入したらいいか迷う方はぜひこちらを参考にしてください。
キャンプ歴7年、キャンプコミュニティの代表を務める私が多様な体験をもとに、みなさんのテント選びにご協力いたします。
実際にテント選びを始めるといろんなテントがあるため、あれもこれも目移りしてしまいます。そうなるといつまでたっても決まらないどころか最後は勢いで選んでしまう恐れがあります。
まず最初にどのタイプのテントにするかをしっかり決めていただくことがとても重要になります。
タイプ別のメリットデメリットを把握したのち、こちらのフローチャートをたどることでご自身にあったテントのタイプをお選びいただけます。タイプさえ決まれば、あとは実際の店舗でタイプを伝えていただき、デザインや大きさ、予算でご自身にあったテントを選ぶことが最もスムーズな方法だと私は思います。
フローチャート
みなさんができるだけ簡単に正しくテントを選べるようにフローチャートを作ってみました。
こちらをたどっていくことでご自身のキャンプスタイルに合ったタイプのテントを選べるようになっています。ぜひご活用ください。
タイプ別の詳しい説明
先程とりあげた4つのタイプのテントについてメリットデメリットに焦点を当てて詳しく説明いたします。
ドーム型テント
○メリット
- 流行に左右されないオーソドックスな形
- 自立式のため慣れてくると一人でも設営が可能
- 他のタイプと比べて軽量コンパクト
×デメリット
- リビングスペースが小さい
- 特別おしゃれではない
- 必要に応じて日除けのために別途タープが必要
トンネル/かまぼこ型テント
○メリット
- タープが不要
- かわいらしくておしゃれな形
- 雨が降っても濡れない
- インナーテントを外せばシェルターとして使える
×デメリット
- 夏場は室内が暑くてじっとしてられない
- 常に2部屋分設営する覚悟が必要
- 自立しないため一人では設営ができない
- ペグダウンが多い
モノポール型テント
○メリット
- 一人で設営が可能
- とにかく設営時間が短い
- ペグダウンが少ない
- 形が特徴的
- 天井が高くて開放的
×デメリット
- 下の方が斜めになっているためデッドスペースになる
- 真ん中にポールがあるため、家族4人で川の字に寝られない
- 必要に応じて日除けのために別途タープが必要
ツールーム型テント
○メリット
- タープが不要
- とにかく広い
- 雨が降っても濡れない
- インナーテントを外せばシェルターとして使える
×デメリット
- 夏場は室内が暑くてじっとしてられない
- 常に2部屋設営する覚悟が必要
- おしゃれ感は少ない
- ペグダウンが多い
まとめ
いかがでしたでしょうか。
具体的なテントを選び始める前に、どのタイプのテントが自分達に合っているかを決めることはとても重要です。
それぞれのメリットデメリットをしっかり把握したうえで後悔のないテントを購入していただき、キャンプのはじめの一歩を踏み出しましょう。
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