KEENと言えば履き心地とデザイン性を備えた個性的なシューズをタウンからアウトドアユースまで幅広く展開しているブランドになります。
老舗ブランドと思っている人ももしかしたらいるかもしれませんが、実は2003年に誕生した比較的新しいブランドになります。
今回ご紹介する「ハウザースリースライド」は秋キャンプに最適な「楽」「暖」「キュート」の3拍子が揃ったシューズです。その魅力についてさっそく詳しくご紹介していきます。
KEEN「ハウザースリースライド」を選んだ理由
KEENではハウザーコレクションといって、ハウザーと名の付いた靴がいくつも存在します。ハウザーⅡ、ハウザーラップ、ハウザースライド・・・それぞれモデルの特徴をとらえたネーミングになっていると思いますが、ユーザーにとっては似たような名前の中からいったいどれを選んだらいいか迷う人も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する「ハウザースリースライド」を選んだ決め手をまず初めにご紹介いたします。想定シーンはズバリキャンプです。
- 自然環境に馴染みやすいデザインとカラーリング
- ストレスなく脱ぎ履きできる楽ちんシューズ
- 足先を温めてくれるシューズ
KEEN「ハウザースリースライド」スペック紹介
MENSのカラーは5色展開
出典:KEEN
1.Olive/Black
2.Triple Black/Black
※アッパーはナイロン素材になります
出典:KEEN
3.Red Plaid/Black
※アッパーはポリエステル素材になります
4.Grey Felt/Black
5.Charcoal Grey Felt/Black
※アッパーはフェルト素材になります
出典:KEEN
ちなみに、「ハウザースリースライドWomen」は4色展開となっており、ナイロン素材は1種類となります。女性らしい生地とカラーリングでとてもかわいく仕上がっています。
サイズ展開
25.0~29.0cmまで0.5cm刻み。30.0、31.0cmも用意されています。
ちなみに、「ハウザースリースライドWomen」は22.5~26.0cmまで0.5cm刻みで用意されています。
重さは片足約300g
Olive/Blackカラーの26.5cmで片足314gでした。一般的なシューズと同じくらいの重さです。スリッポンの割には少し重いと感じましたが、これからご説明する機能が盛り込まれていればあまり気にするレベルではないと思います。
KEEN「ハウザースリースライド」の特徴
広い開口と浅めのかかと
開口が大きく開いていてかかとの高さが4cmのスリッポンタイプのシューズです。脱ぎ履きのしやすさを優先しつつ簡単に脱げないように配慮された絶妙なバランスのシューズという印象です。めんどくさがり屋には最適なシューズです。
インナーはフリース素材を使用
インナーにフリース素材が使われているため、足を温める保温効果が期待できます。スリッポンタイプなのでシューレースの隙間から風が入ってくることももちろんありません。
心地いいクッション性
柔らかすぎず適度な反発力のあるインソールが採用されています。へたりにくい印象を受けます。
インソールの厚みは6~7mm(実測値)としっかり厚みが確保されているため、長時間歩いた時でも足の負担を和らげてくれそうです。
耐久性と追従性を兼ね備えたアウトソール
アウトソールを触ってまず感じたことは、こんなに硬くて大丈夫??でした。それほどがっしり頑丈なつくりになっています。一方で、地面と接する面には適度な溝がほられているため指の動きに合わせてソールも柔軟に追従していきます。
耐摩耗性を確保しつつ、地面に対して正直に反応するソールという印象です。
キュートなデザイン
全体がころっとしているためキュートなデザインに仕上がっています。とても親しみやすいデザインです。
地球にやさしいリサイクルPETを使用
出典:KEEN
ナイロン素材もフェルト素材もどちらもリサイクル素材が使用されています。時代の流れに合わせて積極的にリサイクル素材の採用に取り組んでいる企業と言えます。
KEEN「ハウザースリースライド」360°ビュー
アウトドアにピッタリなOlive/Blackを選んでみました。フェルト素材と迷いましたが、お手入れの面で有利なナイロン素材を選択しました。
KEEN「ハウザースリースライド」を実際に履いてみた
履き心地
履いてすぐに、足が靴に包みこまれるようなフィット感を感じました。一日履き歩いた印象としては、とにかく疲れにくいシューズと感じました。しっかり歩いた時でもシューズの中で足がぐにゃぐにゃ動くことはなく、しっかり足裏をサポートしてくれます。足の裏にたこができなくなったいう話もあるそうですw
脱ぎ履きのしやすさ
シューズに足を踏み入れたとき、普段のスリッポンシューズより足がするっと入る感じがしました。口が大きく開いてかかとが浅めだからかもしれませんが、口元まで折り返されたフリース素材によって摩擦抵抗が下がっている効果もあるかもしれません。
一方で、伸縮性と丈夫さを兼ね備えたバンジーコードのシューレースが採用されているため、ロックを固定すれば脱げにくくすることも可能です。スリッポンは脱げやすいものと思っていましたがバンジーコードによってその心配はありません。
あたたかさ
マイクロフリース素材がインナーの奥の方まで使用されているため、フリースによって足が包み込まれる状態になります。着用したのが初秋ということもあり少し気温が高い日だったということもあり、あたたかいというより暑かったです。特に秋キャンプは足先から底冷えすることがあるので、足先まで暖めてくれるシューズは秋キャンプの必需品です。
サイズ感
普段履いているシューズと同じサイズを選択しました。薄手のスニーカーソックスと厚手のハイソックスで履き比べましたが、やはり厚手のソックスだと若干圧迫感を感じました。
口元はバンジーシューレースで調整することができますが、足先は調整することができないので、厚手のソックスをメインで考えている人は0.5cmサイズアップしたものを選択したほうがいいかもしれません。
KEEN「ハウザースリースライド」の残念なところ
撥水性は期待できない
水を垂らして撥水性をチェックしてみました。水が垂れた直後にアッパー素材が水を吸い込む結果となりました。撥水性が上げれば汚れにくさにもつながります。秋キャンプの大敵である夜露に濡れた雑草でお気に入りのシューズがびしょびしょにならないために使用前に防水スプレーで保護することをおすすめします。
火の粉に注意が必要
アッパーにナイロン素材を使用していることから、焚き火の火の粉には十分注意する必要があります。最近某メーカーから防炎シューズなるものが発売されました。同様の素材を使用することも期待したいところですが、素材が変わるともしかしたら質感やデザイン性が失われる可能性があるため悩ましいところです。
安心して焚火を楽しむためは火の粉に強いキャンプギアが欠かせません。テントやタープ、グローブやウエアなど、火の粉に強い素材を使用したキャンプギアが増えていますが、今回ご紹介するワークマンの防炎キャンパーモックは「火の粉に強いシューズ」になりま[…]
KEENのお得な情報
キャンペーン実施中(終了しました)
出典:KEEN
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キーンの定番シューズと言えばJASPER(ジャスパー)。ジャスパーと言えば、素足のような履き心地と思わず二度見してしまうほど個性的なカラーリングが特徴のシューズです。どんなシーンでも幅広く活躍するジャスパーですが、その中でも特におすすめする[…]
KEEN「ハウザースリースライド」のまとめ
いかがでしたでしょうか。「ハウザースリースライド」は秋キャンプに最適な「楽」「暖」「キュート」の3拍子が揃った魅力的なシューズです。お値段もそこまで高くない商品ですので、秋キャンプのシューズに悩んでいる方は候補の一つに挙げてみてはいかがでしょうか。もちろんアウトドアユースだけでなく、タウンユースや職場用のルームシューズなどにもおすすめのシューズです。ぜひご検討ください。