今から約20年前、カッコよさに一目ぼれして買ったハントマンが今になってキャンプで大活躍しています。
ハントマンは切ること以外にもキャンプで使える機能がいくつも入っていながら手の平にすっぽり収まる万能ツールになります。
だからこそ私はキャンプに行くときは必ずハントマンも持ち歩くことにしています。
約20年経った今でも、ノーメンテで切れ味抜群のハントマン、キャンプで特に使用頻度の高いツールに焦点を当ててご紹介したいと思います。
VICTORINOX「ハントマン」の特徴
🔵 15種類の機能を搭載したスイス製マルチツール
🔵 はさみやのこぎりも搭載
VICTORINOX「ハントマン」のスペック
ツール 15機能 | ラージブレード、スモールブレード カン切り、マイナスドライバー 3 mm せん抜き、マイナスドライバー 6 mm ワイヤーストリッパー、リーマー(穴あけ)/千枚通し、コルクせん抜き はさみ、のこぎり、マルチフック つまようじ、ピンセット、キーリング |
サイズ | 91 mm×21 mm |
重さ | 97 g |
素材 | ABS樹脂またはセリドール樹脂 |
VICTORINOX「ハントマン」の15種類の機能の概略
VICTORINOXのマルチツールを初めて目にする人にとってどんなツールが隠されているのか気になるところです。マルチルールは小さなボディにたっぷり15種類のツールが盛り込まれています。
VICTORINOX「ハントマン」のキャンプで使える機能の紹介
これだけたくさんのツールがあるなかで、キャンプシーンを想定したときによく使うツールについてランキング形式でご紹介いたします。
第1位:ラージブレード
手持ち部分が9cmあるため、しっかりグリップして使うことができます。
刃渡り6cmのためちょっとした果物を切るなど果物ナイフに適しています。
ある程度大きさのあるジャガイモや玉ねぎ、キャベツなどを切るときはもう少し大きいナイフがあった方がいいと思います。
特に歯を研いだりしていませんが、約20年経った今でも切れ味は抜群です。
第2位:カン切り
「トマト缶」「コーン缶」「ツナ缶」はキャンプでよく使う缶詰食材です。
プルタブ方式であれば必要ありませんが、海外製品やお買い得商品であった場合はカン切りがないと蓋が開けられないことがあります。
プルタブ式でないことに気づいた時にはすでに手遅れになるため、マルチツールを持っていれば困ることはありません。
また、ガス缶を捨てる際に穴をあけるためのマナーツールとしても使えます。
第3位:はさみ
意外とはさみってキャンプで使いますよね。野菜袋の口やロープを切ったりするときに重宝します。
そこまで頑丈に作られていないので、本格的な調理用ばさみとして使うことはできませんがいざという時に役立つツールです。
第4位:コルクせん抜き
特に秋冬キャンプになるとホットワインを飲みたくなる人も多いと思います。
ワインボトルの栓がキャップタイプのものであれば必要ありませんが、コルクタイプの場合コルクせん抜きがないとお手上げ状態になります。
常にコルク抜きを持ち運ぶことはなかなか難しいので、これさえあれば余計なことを考えなくてもスマートに対応することができます。
第5位:ピンセット
先日、素手で薪を触った時に指にトゲが刺さってしまいました。
ピンセットがなかったらせっかくの楽しいキャンプが台無しになるところでした。
必需品というわけではありませんが、特にお子さんがいるご家庭ではいざという時に使えるツールはとても助かります。
なんとこんなところに収納されています。
第6位:のこぎり
サイズ的に薪など太いものを切るほどの能力はありません。焚き付け用の細い薪をカットするときなどに使います。
VICTORINOX「ハントマン」のちょっと残念なところ
ツールによっては引き出しが固い
ツールを使うときは、爪をツールの凹みにひっかけて引き出すことになりますが、ツールによっては爪が割れるくらい引き出しが固いものがあります。
滅多に使わないツールや、引き上げる力が伝わりにくい腕の短いツールを使うときは、爪ではなく鍵やコインなどの薄い金属を凹みに引っ掛けて引き出すことをお勧めします。
特に私が固いと感じたツールは「リーマー(穴あけ)/千枚通し」です。
VICTORINOX「ハントマン」のまとめ
ハントマンはキャンプで使える機能がぎゅっと詰まった手の平サイズの万能ツールです。
キャンプシーンでは予期せぬ状況に遭遇することがまれにありますが、どんな時でもスマートに対応できるようにマルチツールを備えておくことはおすすめです。
荷物を減らしたいソロキャンプにも最適なツールだと思いますのでぜひ参考にしてみてください。